ソニーのRX100が本当のコンデジ延長の大センサー機

コンデジとRX100

ソニーのRX100は、手軽に持ち出して気軽に写真を撮りたいけれど、普通のコンデジの写りでは満足できないという人にぴったりです。コンデジで特に気になるのは、夜間撮影時などの高感度のノイズです。RX100は、一般的なコンデジよりは、高感度時のノイズが遥かに少ないです。もちろん、コンデジにはないレンズのボケ味もあります。

RX100の一番の特徴は、1.0型(13.2×8.8mm)のイメージセンサーを使っていても、とてもコンパクトなレンズ一体型であることです。コンデジでよくあるセンサーのサイズは1/2.3型ですが、RX100のセンサーサイズはその約4倍もあります。

今まで、大型の撮像素子を搭載したレンズ一体型のコンパクト機が、いつ出てくるのかと言われてきました。以前に、同じソニーから、2005年にレンズ一体型のDSC-R1が出ています。R1はCMOSの21.5×14.4mmの大きさのセンサーを搭載していました。RX100よりも大きいセンサーを搭載してたのですが、サイズがRX100よりかなり大きく重くなっていました。

シグマのDPシリーズはレンズ一体型機ですが、手ブレ補正がないのは当然として、コンデジの延長のように使うものではなく、かなり癖のあるズームがない単焦点機で、価格もRX100より高い機種です。

レンズ一体型で大型撮像素子を搭載して、今までのコンデジの延長のように使えるのは、最近になってキヤノンからG1 Xが出ただけです。ですが、そのG1 Xもサイズが大きく、コンデジのように気軽に持ち歩くものでもなく、マクロに弱いという欠点などもあります。

結局、今までのコンデジの延長として使えるコンパクト機で手ブレ補正もあって、ズームもあり、大センサーのわりにマクロも使えて、値段も抑えられている大型撮像素子搭載のレンズ一体型機種となると、RX100が最適だと思います。RX100に使っているNP-BX1のバッテリーは、RX1R、RX1、RX100 II(DSC-RX100M2)、HX300、HX50V、WX300の7機種で共有できます。

次の「SONY RX100 レビュー比較 評価」の記事に続きます。ソニー RX100M2 裏面照射型の欠点の低感度の画質も良好から、後継機のRX100M2の記事を書いています。

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