ペンタックス K-50 レビュー 比較と評価

ペンタックス K-50

ペンタックスのK-50はK-30の後継機ではなく、K-30のほうが上位機でK-50はエントリー機として併売されています。K-30でも単三電池が使えましたが、単三形電池ホルダーのD-BH109の別途購入が必要でした。K-50ではそのD-BH109が付属品になりました。これで、K-50を購入するとそのまま単三電池が使えるようになります。単三電池はコンデジでも使える機種が限られていて、一眼レフで単三電池がオプションのグリップもなしにそのまま使えるのは、ペンタックスの一眼レフだけです。

単三電池が使えると、バッテリーの心配がなくなります。エネループを使って予備があれば、バッテリーの心配は0と言っていいくらいです。単三電池型がいいのは、単三電池は性能が改善されたものが出続けているので、最新のバッテリーが使えるのと同じです。それに、単三電池は海外でバッテリー切れになっても、その国の現地で購入することもできます。海外旅行にも、PENTAXのK-50は最適な一眼レフです。単三電池の予備があれば、ライブビューでも好きなだけ撮影することができます。眼鏡利用者でライブビューも活用できればいい場合など、K-50は単三電池なのでバッテリーの心配なく撮影できます。

K-30との違いは、D-BH109の付属以外に、デザインがペンタックスのK-50のほうが丸みを帯びて通常の一眼レフのデザインに近くなりました。K-30と同じで、K-50も同じ価格帯の一眼レフの中で性能が郡を抜いているのも同じです。ファインダー視野率が100%でファインダー倍率が約0.92倍で、同価格帯の一眼レフの中で見やすいのはK-50でも同じです。K-50のファインダーならマニュアルフォーカスでも積極的に使えます。低価格帯の一眼レフでは光学ファインダーが小さくて迫力がなく視野率も100%でもないので、EVFのほうが優れています。K-50の光学ファインダーなら、EVFでなく、光学ファインダーを使おうという気にさせてくれます。K-50以上の光学ファインダーなら、思い切って35mmフルサイズの一眼レフを購入したほうがいいと思います。

PENTAXのK-50でも、前後にダイヤルがあるのも同じです。K-50と同じエントリークラスで前後にダイヤルがある一眼レフは、他にありません。前後ダイヤルは中級機以上の一眼レフの証になっていますが、それがK-50はエントリークラスですが付いているのです。K-50の価格帯で1/6000秒の高速シャッタースピードが切れるのも、ペンタックスの一眼レフの特徴です。他に、K-50は露出補正が±5段できます。TAvモードの最適な撮影状況と新露出のISO感度に、TAvのことを書いています。AFのセンサーはSAFOX IXi+、AFの測距点数は11点で中央の9点はクロスセンサーです。

とにかく、ペンタックスの一眼レフはバーゲンセールのようなもので、本来は中級機以上にある機能がエントリー機にも惜しみなく使えるようになっています。K-30でISO100からISO12800だったのが、K-50でISO100からISO51200にまで広がりました。ただ、画質自体は、K-30とK-50にそんなに大きな違いはありません。ペンタックスのK-50はキットレンズでさえも簡易防滴に対応していて、K-50のボディはエントリー機として初の防塵防滴です。K-50のボディには、手ブレ補正があります。K-50の特徴を書けば書くほど、機能はエントリークラスで抜群の性能です。K-50ではオーダーカラーの注文ができて、ボディとグリップの組み合わせで120のカラーがあります。K-30は正式にはEye-FiのSDメモリーカードのEye-Fi機能の動作保証をしていなかったですが、K-50はEye-Fiに正式に対応しました。

Wi-Fiは内臓していません。K-50の画像処理エンジンはPRIME Mで、光学ローパスフィルターありで有効画素数は約1628万画素、本体のみの重さは約590gです。氷点下10℃までの動作保証もあります。AFの検出輝度範囲は、ISO100でEV-1から18です。ポップアップ式の内臓フラッシュもあって、ISO100でガイドナンバー約12です。K-50は簡易防滴のキットレンズもいいですが、smc PENTAX-DA 35mmF2.4ALは値段も安くレンズも明るく、35mm判換算で53.5mm相当の標準レンズの画角になってしかも軽く写りもいいので、このレンズはお薦めです。K-50とD5300の違いに、違いを書いています。単3電池が使えるK-30は海外旅行の一眼レフにも最適から、K-30のことを書いています。

K-70とK-50の違いを書いています。

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