ペンタックスのハイパーマニュアルとは

ペンタックスのハイパーマニュアル

前の「ペンタックスのハイパープログラムとは」からの続きです。

ペンタックスのハイパーマニュアルはグリーンボタンでその時の適正露出にして、その露出を基準にして前後の電子ダイヤルで絞りとシャッタースピードを調節できるマニュアルプログラムのことです。ハイパーマニュアルでも露出補正ができます。ここが便利なところですが、露出補正したのを忘れると後で困ることにもなります。

逆行時に女性のポートレートを撮るとします。女性のポートレートはプラスの露出補正をすると綺麗に撮れるので、逆行時には暗く写らないためにさらにプラスの露出補正をします。その時に最初からプラスの露出補正をしておいてグリーンボタンを押すと、そのプラス補正を基準にした適正露出をカメラが決定してくれます。

そこで決定した露出値から自分でちょうどいいと思える適正露出に微調整しながら、逆行時の女性のポートレートを撮り続けることができます。ハイパーマニュアルはこのように、露出補正が必要な撮影条件を何枚も続けて撮る時にも強みを発揮してくれる機能になっています。カメラが露出補正を基準にした適正露出をしてくれますので、別のカメラを使っているような感覚になります。

ペンタックスのデジタル一眼レフの特徴は、とにかく、撮影者の撮影表現の幅を広げようという姿勢がよくあらわれています。ハイパープログラムとハイパーマニュアルもそうですし、TAvモードもペンタックスの大きな特徴で強みにもなっています。

関連:TAvモードの最適な撮影状況と新露出のISO感度

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