ソニー α57 裸眼でEVFを使う アイセンサーが機能しない逆光時

ソニー α57 裸眼でEVFを使う アイセンサーが機能しない逆光時

前の09のα57 ISO感度の3200上限とマルチショットノイズリダクションの記事からの続きです。

ソニーのα57のEVFなら眼鏡利用者が裸眼で見える範囲が広がっています。EVFは光学ファインダーより視度調整の範囲が広いからです。そのことも含めたファインダーのことを眼鏡利用者と一眼レフのファインダーに書いています。α57なら視度調整の範囲が-4.0から+3.0なので、乱視が入っている人などでも裸眼で使える人が増えています。眼鏡を掛けて使うとファインダーがどうしても小さく見えてファインダーの迫力がなくなります。これでは、せっかく一眼を使っているのに、一眼の魅力がなくなってしまいます。

裸眼でα57のファインダー倍率を最大にして覗くと、眼鏡利用者には無理だと思われたファインダーの見やすさを実感することができて感動することもあると思います。光学ファインダーは視度調整の範囲が狭いので、眼鏡利用者が裸眼で覗くのに適したファインダーではありません。EVFと眼鏡利用者の相性は、かなりいいです。ファインダー倍率は、上位機のα65、α77、α99では変えられません。EVFのほうが眼鏡利用者にとっては最適化しやすい設計ができるようになっています。ファインダー倍率を標準にすると、アイポイントを長くすることができます。

α57の背面液晶もEVFの電子ビューファインダーも、どちらも、被写体の拡大ができます。ピーキング機能では、画面のどこにピントが合っているかを色で強調してくれるので、これらの機能も、撮影の失敗も防げて、視力が落ちている人などにも頼りになります。

α57のEVFの欠点は、特に逆光時に眼鏡を掛けて撮る時にファインダーに光が入り込んで、アイセンサーが機能せずにファインダーが真っ暗になることがあります。これでは、α57のEVFは使えないことになります。こういうことは家電量販店の店頭で扱ってみただけでは、分からないことです。ここが光学ファインダーより劣るところです。アイセンサーが機能しないとファインダー自体が見えないので、いつでも見られる光学ファインダーとは違って、ファインダー自体が使えなくなります。逆光時の日差しが強い時でも、裸眼でならアイセンサーが働いてファインダーが見えます。

α57の視度調整の範囲内で裸眼で見られたらいいのですが、それが無理な眼鏡利用者は、日差しが強い時にはEVFが使えないことがあるので、指などでアイセンサーを塞がないとEVFが使えません。それが不便なら、背面液晶を使うことになります。EVFがまだ光学ファインダーに劣るところが、α57のEVFにもあらわれになっています。次の11のソニー Sony α57 アンダー目の露出傾向で落ち着いた明るさの記事に続きます。

ソニー α57は背面液晶で眼鏡利用者に最適な一眼に、背面液晶のことを書いています。

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