LUMIX DMC-FZ200 PowerShot SX50 HS 連写比較

LUMIX DMC-FZ200 PowerShot SX50 HS 連写比較

前の07の「Panasonic FZ200 AF追従連写の快速さ」の記事からの続きです。

LUMIX DMC-FZ200とキヤノンのPowerShot SX50 HSを比較してみても分かります。SX50 HSは望遠の焦点距離はFZ200よりも優れていますが、連写性能がFZ200よりも劣っています。SX50 HSは、FZ200のようにAFでピントを合わせて露出を一枚ごとに決めながらの約5.5コマ/秒の連写をすることはできません。

FZ200は高倍率機の中で光学ズームを抑えてレンズも明るくして、連写性能を高めているので、600mmまでで十分なら、FZ200は写真表現が他の高倍率機のネオ一眼よりも抜きん出ています。FZ200のAFと高速連写の性能は、他の高倍率機の中でも、動く被写体の撮影に特に強いです。

シャッターボタンの下に連写ボタンがあるのはFZ150と同じですが、後継機のFZ200はFZ150よりも連写ボタンがシャッターボタンに近い位置になりました。独立した連写ボタンをシャッターボタンの近くに配置しているところからも、FZ200が連写性能を重視しているのが分かります。

FZ200で2.5M時の記録画素数では、約60コマ/秒の連写ができます。ここまでくると、普通の連写を超えて、瞬間の瞬時連写と言っていいと思います。ただ、AF追従連写ではないので、1コマごとにピント・露出を合わせての連写ではありません。

FZ200で約5.5コマ/秒以上の連写は、最初の1コマでAFを合わせて固定して、後はそれから連写する方式です。シングルAFのことです。FZ200の1/2.3型の撮像素子の被写界深度の深さ(ピントが合って見える範囲が広い)でピント面が合う範囲は広いですが、AF追従連写でないとピンボケするのなら、5.5コマ/秒でのAF追従連写にしたほうがいいです。AF固定の連写で十分であるのなら、5.5コマ/秒以上の連写が使えます。

FZ200は、RAWとRAW+JPEG時にも、約12コマ/秒を維持して11コマも撮影できます。

次の09の「FZ200 様々な被写体 写真欲に応える万能機ネオ一眼」の記事に続きます。

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