ニコン D780のレビューと比較

D780

ニコンのD780は、2014年9月25日に発売のD750から5年以上経ってからの機種なので、機能が色々と向上しています。ニコンはD750と併売するとしています。

D780の総画素数は2528万画素で、35mmフルサイズの裏面照射型CMOSです。裏面照射型CMOSは、それまでの表面照射型よりも高感度時のノイズが減少しています。フルサイズでも総画素数で2500万画素くらいで画素数が少ないという声もありますが、このくらいの画素数なら5000万画素以上の機種よりも画素ピッチに余裕があります。

画素ピッチの計算方法とセンサー別の数値の意味に画素ピッチのことを書いています。その記事に書いていますが、フルサイズでも画素数が多くなると画素ピッチに余裕がなくなって、高感度撮影にも弱くなります。広大な風景撮影をよくするなら高画素機がいいですが、特に、ポートレート撮影では画素数よりも諧調や明暗差が優れているほうが重要です。

フルサイズでも画素数を抑えて画素ピッチに余裕があるD780は、ポートレート撮影をよくする時にも使える機種です。画像処理エンジンはEXPEED 6になっています。 記録メディアはSDカード系のダブルスロットで、UHS-II規格に対応しています。

ファインダーの倍率は約0.7倍で、視野率はFXで約100%、アイポイントは接眼レンズ面の中央から21mmです。視度調節の範囲は-3から+1です。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整のことを書いています。ファインダー接眼部は角窓です。

ISO感度は、ISO100からISO51200まで設定できて、拡張感度を使えばISO204800相当までの増感ができます。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。シャッタースピードの上限は1/8000秒で、D810Aと同じで900秒までの長時間露出ができます。

D780は上位機と同じで、1/8000秒まで使えるようになっているのが特徴です。光学ファインダーでは測距点が51点です。ライブビュー撮影では、像面位相差AFとコントラストAFの両方が使えるハイブリッドAFです。コントラストAFと位相差AFと像面位相差AFの違いに、違いを書いています。D780はライブビューで位相差AFが使えるようになったので、モニターでの撮影も実用的に使えるようになっています。

ライブビュー撮影ではAFが273点あって、瞳AFも使えます。瞳AFはAF-Cで追従できて、マルチセレクターでは左右の瞳の選択もできます。この瞳AFは静止画のみで、ライブビューだけで使えます。ライブビューは位相差AFも使えるようになって瞳AFも使えるので、D780は光学ファインダーよりライブビュー撮影のほうが、特にポートレート撮影で使えます。

露出制御の測光方式は、ファインダー撮影で180KピクセルのRGBセンサーです。連写性能は、ライブビュー撮影のサイレント撮影で、AFとAE追従で約12コマ/秒です。連続撮影枚数は最大で100枚で、14ビットのロスレス圧縮RAW時だけは68枚までです。

動画のライブビュー時は、AFとAE追従で、200万画素の静止画なら120枚/秒、800万画素の静止画なら約30枚/秒です。モニターはチルト式の3.2型のタッチパネル式で、約236万ドットです。

AFの検出範囲は、ライブビュー撮影時にローライトAF時-7から+19EVですが、-7にまでなっているのはF1.4レンズでの測定だからです。ニコンの機種なので、スポット測光が測距点に連動して使えます。

動画のファイル形式はMOVとMP4で、映像はH.264/MPEG-4 AVC、音声はリニアPCM、AACです。動画は4Kの3840×2160の30pで撮影できます。静止画撮影でもフリッカー低減が使えて、カメラ内RAW現像もできます。カメラ内RAW現像はどんな時に使えばいいのかに、書いています。

通信機能は、Wi-Fiと、Bluetoothがあります。バッテリーの持ちは、CIPA基準で約2260枚でです。CIPA基準での計測は内臓フラッシュも使って計測するので、D780にはフラッシュが内臓していないので枚数が伸びていることもあります。

縦位置グリップは使えません。ボディの左側面には、マイク、ヘッドホン、リモコン、USB(Type-C)、HDMI(Type C)があります。USB端子で充電もできますが、給電はできません。ボディは防塵と防滴です。

シャッターユニットの耐久性は、15万回です。D780のボディの重さは、約755gです。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。

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