DMC-GX7の画質はAPS-Cと同等

DMC-GX7の画質

パナソニックのLUMIX DMC-GX7は、2011年11月発売のLUMIX DMC-GX1の約2年後の後継機になります。DMC-GX7はコンパクトなマイクロフォーサーズ機でもここまでやれるという機種になっています。オリンパスがフラグシップ機のOM-D E-M1で一眼レフの光学ファインダーをやめてEVFのマイクロフォーサーズ機にしましたが、このEVFのマイクロフォーサーズの分野を盛り上げようとしているパナソニックの本気度が、DMC-GX7から伝わってきます。以下に続きます。


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まずはそのDMC-GX7の本気度の中でも、画質のことです。GX7の総画素数は、1684万画素です。正直に言えばマイクロフォーサーズ機はコンデジの高級コンパクト機よりは画質はよくても、APS-Cに劣る中途半端なものだと思っていました。それが、このDMC-GX7で、マイクロフォーサーズの印象がかなり変わりました。DMC-GX7は、マイクロフォーサーズにしては、かなり画質がいいのです。DMC-GX7は、APS-Cサイズの一眼レフや一眼とも同程度くらいの高画質です。新型のパンケーキレンズになるLUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH H-H020Aの画質も良好なので、LUMIX DMC-GX7C レンズキットもお薦めです。LUMIX G 20mm/F1.7 IIを単体で買うよりも、DMC-GX7Cのレンズキットで買ったほうが安いです。

20mmのレンズはマイクロフォーサーズでは40mmになりますが、EX テレコンで記録画素数がSサイズの時には2倍の焦点距離で使えます。DMC-GX7は、Sサイズでも400万画素くらいあります。400万画素くらいで20mmF1.7のレンズが80mmF1.7のレンズの焦点距離で使えるのが、DMC-GX7のEX テレコンです。EX テレコンは画素数の余りを使うズーム機能なので、画質の劣化がありません。それに、物理的なテレコンとは違ってF値が暗くならないので、特に20mmF1.7のような単焦点レンズを使うと開放F値のまま焦点距離が望遠側でも使えて、低感度でシャッタースピードが稼げます。DMC-GX7を使うのなら20mmF1.7は特にお薦めで、新型になって画質もよくなっているので、DMC-GX7Cのレンズキットが安上がりです。

DMC-GX7はISO800の写真を等倍で見てもノイズが少なく、ISO3200の写真を等倍で見るとノイズがありますが、それはAPS-Cサイズの機種も同じです。コンデジで高級コンパクトと言われる1/1.7型でも、ISO800の写真を等倍で見るとDMC-GX7よりもかなりノイズが目立ちます。それに、1/1.7型のISO800の画質はノイズもそうですが、等倍で見ると解像感がかなり失われています。DMC-GX7は新型の20mmF1.7のレンズでは、ISO800の写真を等倍で見ても解像感をかなり保っています。1/1.7型だけでなく、ソニーのRX100M2の1インチ型とも違います。

RX100M2は画質がいいと言われますが、それはコンデジと比べた場合です。RX100M2でもISO1600の写真を等倍で見ると、ノイズでざらついて、解像感も失われています。DMC-GX7はISO1600でも解像感もそれなりに保って、粘っています。ここで等倍と言っているのは、DMC-GX7の画質を厳しめに見た場合です。DMC-GX7で撮った写真を大きく印刷しなければ、ISO1600以上も常用範囲です。APS-Cサイズでも常用範囲はISO3200以下で抑えたいので、DMC-GX7の画質もAPS-Cサイズの一眼と同等のレベルにまでなっています。今までマイクロフォーサーズの一眼の画質はそんなによくないと思ってきましたし、実際にあまりよくなかったのですが、GX7を見るとAPS-Cと匹敵するくらいのレベルにまできていることを実感しました。

マイクロフォーサーズ機の強みで、そして、その弱みにもなっているのが被写界深度です。APS-Cサイズの一眼レフを使って、どうしても被写界深度が浅すぎてボケすぎてしまうという声も結構聞きます。実際に、マイクロフォーサーズと比べれば、APS-Cはさらに一段と背景がボケますし、コンデジと比べればAPS-Cは相当に被写界深度が浅いです。それでも、コンデジは被写界深度が深すぎるので、もっと背景がボケた機種が欲しい時に、マイクロフォーサーズ機は最適です。マイクロフォーサーズでは、特に近接撮影でAPS-Cほどボケないけれど、コンデジよりは十分にボケてくれて、ほどよい被写界深度が得られます。20mmF1.7のレンズでも、普段の料理を撮影する場合にもレンズを絞ることなく、F1.7の開放F値で写真を撮れます。

マイクロフォーサーズではAPS-Cほどレンズを絞らなくてもピント面が合うので、低感度でシャッタースピードが稼げて、結局、APS-CよりもGX7のほうが画質がいいことにもなります。APS-Cでも35mmフルサイズでも最も画質がいいのは最低感度であるのは同じで、高感度に行くほど画質が悪くなるのも同じです。マイクロフォーサーズはコンデジ以上APS-C未満のほど良い被写界深度で使い勝手がよく、ボディもレンズも含めてのシステム全体がコンパクトにできる利点もあります。DMC-GX7は液晶モニターのタッチ液晶の反応もよくて、一眼にしてはコンパクトなので、スマホから一眼を使いたい場合にもお薦めできます。スマホからでは、DMC-GX7の高画質に感動するのではないでしょうか。次の02のLUMIX DMC-GX7のレビューと比較の記事に続きます。

LUMIX DMC-GX7MK2のレビューに、後継機のことを書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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