ケンコー PIENIFLEX KC-TY02 レビューと比較

PIENIFLEX KC-TY02

ケンコーのトイカメラのPIENIFLEX (ピエニフレックス)には、ファインダーも液晶もないです。センサーは1/4型のCMOSで、総画素数は95万画素しかないので、500万画素の画素数を補間して、静止画は2592×1936での撮影になります。

レンズの焦点距離は41mm相当で、レンズが最も明るい開放F値はF2.8で、実質の焦点距離は3.43mmです。単焦点なので、ズームはできません。

MODEボタンで写真、動画、音声録音の3つの機能が使えます。PIENIFLEXはセンサーも小さくて、同時期のスマホのほうが画質もいいです。値段が非常に安くて小さく軽いので、簡単なメモを撮るためにPIENIFLEXを使うのもいいと思います。

音声だけでも撮れるので、音声メモとしても使えます。簡単な音声メモなら、別にICレコーダーを使う費用も抑えて、PIENIFLEXが使えます。PIENIFLEXは、簡単な音声メモに、画像メモに、簡単な動画記録としても使えます。

シャッタースピードは1/100から1/25秒しかなくて、ISO感度も100しかなくて、露出補正もできずに、ホワイトバランスも固定です。本当いトイカメラの性能です。

コンデジの最エントリー機でも、ISO感度と露出補正の設定はできます。シャッタスピードの上限も1/100秒までです。晴天時の屋外で、ISO100でF2.8で撮ると1/100秒の上限では白飛びします。PIENIFLEXは晴天の屋外で撮影するカメラではなく、室内などでのメモ的に撮るカメラです。

PIENIFLEXで屋外で撮りたい場合には、1/100秒のシャッタースピードの上限では、光の量を捉えられる範囲を超えてしまう欠点があると分かって使うカメラです。

PIENIFLEXは写真機としてのカメラの機能が大きく劣っているばかりか、スマホでも設定できることでも設定できません。記録メディアは、32GBまでのmicro SDHCメモリーカードが使えます。動画は1280×720の25fpsの記録までで、フルHDでも撮れないので、動画機能もスマホより劣っています。

手ブレ補正機能は、光学式も電子式も両方がありません。セルフタイマーもなく、内蔵フラッシュもないです。画像の取り込みは、付属のUSBケーブルでパソコンにつないで行います。PIENIFLEXは約36gと非常に軽くて、スマホに比べてもかなり軽く、約46×60×39mmのサイズなので、本当に気軽に持ち歩けます。

PIENIFLEXは欠点が色々とありますが、何よりも値段が非常に安くて、非常に軽いです。音声メモとして使うにはモニターも必要ないので、音声メモができる上に、写真も動画もメモ的に撮れる機種と考えれば、値段を考えれば、欠点を補えるトイカメラだと思います。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

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