Canon PowerShot G9 X レビュー 比較と評価

PowerShot G9 X

キヤノンのPowerShot G9 Xは2014年10月3日に発売されたCanon PowerShot G7 Xの後継機ではなく、さらに小型軽量にして扱いやすくした機種です。G9 Xの総画素数は約2090万画素で、撮像素子は1.0型の裏面照射型のCMOSです。裏面照射型は、従来の表面照射型よりも高感度時のノイズが抑えられたセンサーです。画像処理エンジンはDIGIC 6です。レンズの焦点距離は28mmから84mm相当で、実質の焦点距離は10.2mmから30.6mmです。レンズが最も明るい開放F値は、広角端でF2.0、望遠端でF4.9です。マクロ性能は、レンズの先端から被写体まで、広角端で5cmまで寄れます。

レンズの絞り羽根枚数が9枚で円形に近く、1.0型のセンサーなので、1/1.7型や1/2.3型のコンデジと比べて、背景をぼかした撮影も楽しめます。最短撮影距離時での撮影範囲は、アスペクト比が3対2での撮影時に、広角端で76.7mm×51.4mm、望遠端で176mm×117mmです。G9 Xは1.0型で1/2.3型の小型センサーよりは余裕があるので、レンズもF11まで絞れます。G9 Xの特徴の中でも、オートNDフィルター機能があります。オートNDフィルターをオンにすれば、レンズの絞り、シャッタースピード、ISO感度でも適正露出にならない時に、3段分の減光が自動でできます。

レンズの絞りとシャッター速度の1段刻みとその役割に、段数のことを書いています。画質の劣化が避けられるプログレッシブファインズームでは、約1200万画素でも、210mm相当までズームできます。デジタルテレコンでも約2.0倍が使えます。デジタルテレコンとはに書いていますが、デジタルテレコンは便利に使えます。手ブレ補正は静止画では光学式で、CIPA基準で、望遠端で3段の補正効果で、動画撮影では5軸手ブレ補正が使えます。液晶モニターは3.0型の約104万ドットで、アスペクト比は3対2です。タッチパネル式でモニターを使って操作するG9 Xは、十字コントローラーもありません。

タッチパネルでは、タッチシャッターも使えます。ISO感度は、ISO125からISO12800まで使えます。シャッタースピードの上限は、1/2000秒です。記録メディアはSDカード系で、UHS-Iにも対応しています。連写性能はAF固定で秒間コマ数は約6.0枚/秒で、その時の連続撮影枚数はSDカードの容量一杯まで撮影できます。AF追従のサーボ時には約4.3枚/秒です。AFの測距点数は31点です。露出補正の補正幅は±3段で、補正ステップ数は1/3段ステップです。動画性能は、フルHDの1920×1080で、フレームレートは60pで撮影できます。G9Xの動画撮影は、1/8秒のシャッタースピードでも撮影できます。動画撮影中の光学ズームもできます。

動画撮影時には、自動水平補正の機能もあります。動画のファイル形式はMP4で、動画の映像はMPEG-4 AVC/H.264、動画の音声はMPEG-4 AAC-LCのステレオです。ステレオスピーカーもあります。レンズの根元のコントローラーリングでISO感度や露出補正などもできて、タッチパネルでの設定変更もできます。バルブ撮影では、ISO感度の上限でISO3200、256秒で撮影できます。星空モードでのピント調整、星空軌跡での撮影で、より軌跡が綺麗な線で撮影できるようになっています。星空ポートレートの機能と、星空インターバル動画では時間設定での制限なしにすると、バッテリーが持つ限り撮影できます。

色と光と構図の3つを自動で構成して、6種類の写真を撮影できるクリエイティブショット、クリエイティブショットムービー、ピント面が合った被写体の輪郭強調ができるピーキング機能もあります。静止画と動画を記録するプラスムービーオートで、1日分に動画をまとめたダイジェストムービーの機能もあります。RAWは14ビットで記録できます。内臓フラッシュもあります。Wi-Fiと近距離無線通信のNFCもあって、スマホのGPS機能を使って写真に追加することもできます。

マニュアルモードで、シャッタースピードと絞り値を決めてISO AUTOの時でも露出補正が使えます。TAvモードの最適な撮影状況と新露出のISO感度に、そのISO AUTOでの露出補正のことも書いています。G9 Xのボディの前面、背面、側面にもグリップがあって、滑りにくくなっています。氷点下では動作環境外です。ホワイトバランスの設定に、日陰もあります。バッテリーはNB-13Lで、CIPA基準で、モニター使用で220枚、エコモードで約335枚の撮影枚数です。動画撮影時間は約55分です。USB充電もできます。本体のみの重さは、約185gです。ボディの色には、ブラックとシルバーがあります。

PowerShot G9 X Mark IIのレビューに、後継機のことを書いています。

G5 XとG9 Xの違いに、違いを書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

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