Canon PowerShot G9 X Mark II レビュー 比較と評価

PowerShot G9 X Mark II

キヤノンのPowerShot G9 X Mark IIは、2015年10月22日に発売されたG9 Xの後継機です。

G9 X Mark IIの有効画素数は約2010万画素で、1.0型の裏面照射型CMOSです。裏面照射型は、それまでの表面照射型よりも高感度時のノイズが減少しています。

画像処理エンジンはDIGIC 7です。画像処理エンジンの改善もあって、レンズを絞った時に画質が低下する回折現象が抑えられています。レンズはF11まで絞れます。

レンズの焦点距離は28mmから84mm相当で、実質の焦点距離は10.2mmから30.6mmです。開放F値は広角端でF2.0、望遠端でF4.9です。

マクロ性能はレンズの先端から被写体まで、広角端で5cmまで寄れます。最短撮影距離時の撮影範囲は、3対2で、広角端で77mm×51mm、望遠端で176mm×117mmです。

レンズの絞り羽根枚数は9枚羽根絞りで、ボケ味は円形に近いです。光学手ブレ補正の補正効果は、静止画のCIPA基準で、望遠端で3.5段です。

モニターは縦横比が3対2の3.0型の約104万ドットで、タッチパネル式です。ISO感度は、ISO125からISO12800です。シャッタースピードの上限は1/2000秒で、バルブ撮影もできます。

記録メディアはSDカード系で、UHS-Iカードに対応です。連写性能は、秒間コマ数がJPEGで約8.1枚/秒で38枚までの連続撮影で、RAWで約8.2枚/秒で、21枚までの連続撮影です。

AFの測距点数は、31点です。露出補正の補正幅は±3段で、1/3段ステップで補正できます。動画はフルHDの1920×1080の60fpsで撮影できます。

動画のファイル形式はMP4、動画の映像はMPEG-4 AVC/H.264、動画の音声はMPEG-4 AAC-LCのステレオです。動画撮影中に光学ズームができます。

タイムラプス動画もできます。光学式手ブレ補正に、電子式手ブレ補正を加えた5軸手ブレ補正が、動画撮影で使えます。スピーカーはステレオです。

MF拡大が5倍と10倍があります。デジタルテレコンは約1.6倍と約2倍です。デジタルテレコンとはに、デジタルテレコンのことを書いています。カメラ前面に設定変更ができるコントローラリングがあります。

内蔵のNDフィルターは3段分の減光ができて、オートNDフィルター機能もあります。ピント面を色の輪郭で強調できるピーキング機能もあります。

カメラ内RAW現像もできます。カメラ内RAW現像はどんな時に使えばいいのかに書いています。星空モードもあります。内臓フラッシュもあります。

Wi-Fi、近距離無線通信のNFC、Bluetoothも使えます。バッテリーの撮影枚数は、NB-13Lで、CIPA基準で約235枚です。エコモードを使えば約315枚です。

USB充電ができます。PowerShot G9 X Mark IIの本体のみの重さは、約182gです。

G9 X Mark IIとLX9の違いG9 X Mark IIとRX100M5の違いを書いています。

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