Sony α77 II レビュー 比較と評価

ILCA-77M2

ソニーのα77 II ILCA-77M2は、2011年10月14日に発売されたα77 SLT-A77Vの後継機です。総画素数は約2470万画素で、画質面の撮像素子は23.5 x 15.6mmのAPS-CのExmor CMOSで、画像処理エンジンはBIONZ X(ビオンズ エックス)です。レンズは、Aマウント、ミノルタ/コニカミノルタαレンズが使えます。ソニーのレンズ交換式はEマウントに力を入れているので、トランススルーセントミラーのAマウントは廃止されるのではとも言われていましたが、Aマウントもしっかりと維持することを明言したのがα77 IIです。トランススルーセントミラーで、液晶モニターでの静止画撮影でのライブビューや動画撮影でも、位相差AFが使えます。速度に優れる位相差AFがライブビューで使えるので、一眼レフのライブビューよりはかなりAFの合焦速度が速いです。キャノンやニコンやペンタックスの一眼レフのライブビューのAF速度よりも、α77 IIのほうがかなりAF速度が優れています。液晶モニターで撮影する機会が多いのなら、α77 IIは購入の選択肢に入ります。以下に続きます。


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α77 II ILCA-77M2には画面の4割以上で使える79点の測距点があって、中央部の15点は高精度なクロスセンサーも使えます。中央測距点のセンサーは、F2.8に対応しています。α77 IIには拡張フレキシブルスポットがあって、フォーカスエリアがローカルの時に周りのフォーカスポイントの8点で自動で被写体のピント合わせを補助してくれる機能です。ニコンの機能にダイナミックAFの9点がありますが、それと似た機能になっています。DMFのダイレクトマニュアルフォーカスは、AFでピント合わせをした後で、手動でピントの微調整ができる機能です。ゾーンやワイドのフォーカスエリアでも、追尾AFのロックオンAFが使えます。ポートレート撮影に使えて、カスタムキーにも割り当てできる瞳AFもあります。AFレンジコントロール機能はAFの駆動範囲を設定できる機能で、静止画で5段階、動画では3段階から設定できます。AFが合焦してから撮影するフォーカス優先、AFの合焦なしでシャッターが切れるレリーズ優先の他に、その二つのバランスを考えたバランス重視もあります。

α77 II ILCA-77M2は、レンズを絞った時に解像度が低下するのを避ける回折低減処理もあります。動画は、フルHDの1920 x 1080の60pの約28Mbpsで撮れます。アンチダスト機能もあります。α77Ⅱにもソニー機の特徴のピクチャーエフェクトがありますが、中でも、ソフトハイキーは明るくふんわり撮れて女性のポートレートに向いていて、リッチトーンモノクロは印象的なモノクロ写真が撮れます。露出補正の補正幅は±5.0EVなので、最上位機クラスの補正幅です。ISO感度は、静止画ではISO100からISO25600で上限と下限の設定もできて、拡張ISO感度にISO50、ISO64、ISO80があります。動画では、ISO100からISO12800相当まで使えます。EVFは1.3cmの0.5型の約236万ドットで、視野率は100%、倍率は約1.09倍で、35mm判換算では約0.71倍です。α77Ⅱのファインダー倍率は、α7Sと同じです。視度調整の範囲は、-4.0-+3.0mです。視度調整のことは、ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に書いています。

α77 II ILCA-77M2は3軸チルトの液晶モニターで3.0型の約123万ドットで、上に150度、手前に180度に動かせて、モニターを引き出すと右に180度、左に90度に動かせます。ピントの拡大は、5.9倍と11.7倍にして確認できます。ピント面を色で強調するピーキング機能もあります。ボディ上面の右には、バックライト付きの液晶パネルもあります。全画素超解像ズームは、静止画時に約2倍が使えます。全画素超解像ズームは、従来のデジタルズームより画質の劣化を抑えたズームです。スマート ズームは、静止画時にSサイズで約2倍まで使えます。スマートズームは余った画素数を使ってズームするクロップ機能で、Sサイズの画素数でいいのなら50mmの焦点距離が100mmで使えます。シャッタースピードの上限は、1/8000です。フラッシュ同調速度は、1/250秒です。静止画撮影時にはボディ内手ブレ補正のイメージセンサーシフト方式で、動画撮影時には電子式の手ブレ補正です。

α77 II ILCA-77M2はAF追従連写で12コマ/秒、連続撮影優先AEではスタンダードで64枚、RAW+JPEGで25枚、RAWで26枚までの連続撮影ができます。α99にも採用されているクイックナビプロもあります。レリーズの耐久性は、約15万回です。上級機にある前後ダイヤルもあるので、設定を前後ダイヤルで変更できます。フラッシュ内蔵で、マルチインターフェースシューもあって、別売のフラッシュHVL-F60Mにも対応しています。記録メディアはSDカードでUHS-I 対応、メモリースティックも使えます。AFの検出輝度の範囲は、EV-2から+18です。ホワイトバランス微調整は、グリーン、マゼンタ、アンバー、ブルーで±7の調整ができて、いつもの被写体を違った印象で撮影できます。ホワイトバランスブラケット、ファインダーを覗くと自動でAFが被写体にピント合わせをするアイスタートAFもありますが、自分でAFを合焦させたほうが正確です。電子水準器もありますが、GPSは非搭載です。防塵と防滴に配慮したマグネシウム合金のボディでです。Wi-Fiと近距離無線通信のNFCもあります。バッテリーのNP-FM500Hで、CIPA基準で静止画時にファインダーで約410枚、液晶モニターで約480枚の撮影枚数です。本体のみで約647グラムです。α77Ⅱには、DT16-50mm F2.8 SSM SAL1650が付属しているα77 II ILCA-77M2Q ズームレンズキットがあります。

α77ⅱのEマウントはレンズのマウント面から撮像面までの距離のフランジバックが18mmと短いので、マウントアダプターを使ってライカなどのオールドレンズが使えます。α77 IIとα77の違いα7Sのレビューα7Rのレビューα7のレビューに、α77Ⅱとα77、α7Sとα7R、α7の記事を書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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