OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough レビュー 比較と評価

STYLUS TG-870 Tough

OLYMPUS STYLUS TG-870 Toughは、2015年5月22日に発売されたSTYLUS TG-860 Toughの後継機です。STYLUS TG-870 Toughの有効画素数は1600万画素で、センサーは1/2.3型の裏面照射型CMOSです。裏面照射型は、それまでの表面照射型よりも高感度時のノイズが減少しています。

画像処理エンジンはTruePic VIIです。レンズの焦点距離は21mmから105mm相当で、実質の焦点距離は3.74mmから18.7mmです。STYLUS TG-870 Toughは、21mm相当で撮れるのが大きな特徴です。28mmのレンズでも広角レンズで、24mmなら十分に広角レンズです。

21mmは24mmよりもさらに広角なので、広大な風景や、海に行っても広い範囲で撮影できます。レンズが最も明るい開放F値は、広角端でF3.5で、望遠端でF5.7です。マクロ性能は、スーパーマクロでは、レンズの先端から被写体まで1cmまで寄れます。STYLUS TG-870 Toughは、耐衝撃が2.1m、耐荷重が100kgf、耐低温は-10℃、防水が15mのタフネスボディです。

さらには、防塵性能もあります。手ブレ補正はレンズシフト式です。液晶モニターは3.0型の約92万ドットで、180度の可動式で、自分のほうに向くので自分撮りができます。ISO感度は、ISO125からISO6400まで設定できます。撮影時の露出モードは、オート撮影機なので、シャッター優先、絞り優先もないので、マニュアル露出もできません。

シャッタースピードの上限は、1/2000秒です。記録メディアはSDカード系で、Eye-Fiカードが使えます。連写は、7コマ/秒で7枚の連続撮影ができます。露出補正の補正幅は±2段で、1/3段で補正できます。動画性能はフルHDの1920×1080の60pで撮影できます。動画のファイルはMOV、動画の映像はH.264、動画の音声はリニアPCMのステレオです。

タイムプラスムービーは夜景に対応して、240fpsのハイスピードムービー撮影もできます。光の軌跡が撮れるライブコンポジットがあって、アートフィルターは13種類に増えています。別売のスポーツホルダーのCSCH-123を使って、スポーツカムモードでも使えます。カメラ前面のフェイスボタンでも、シャッターが切れます。

CALS+モードもあります。内臓フラッシュもあります。Wi-Fiも使えて、補助GPS、GLONASSとQZSSに対応しています。別売の防水プロテクターのPT-057、専用のシリコンジャケットのCSCH-124も使えます。バッテリーのLI-50Bで、CIPA基準で約300枚の撮影枚数です。

STYLUS TG-870 Toughの重さは、バッテリーとSDカード込みで221gです。ボディ色には、グリーンとホワイトの2色があります。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

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