コダック PIXPRO WPZ2 レビューと比較

PIXPRO WPZ2

コダックのPIXPRO WPZ2は、総画素数が1676万画素で、センサーは裏面照射型CMOSです。裏面照射型は、それまでの表面照射型よりも、高感度時のノイズが減少しています。CMOSの大きさは、コンデジの中でも最エントリー気によくある1/2.3型で、画質自体は同時期のスマホと比べても、そんなに変わりません。

PIXPRO WPZ2は画質で買う機種ではなく、どこでも気軽に持ち歩けて、場所を選ばないコンデジとして、スマホとは住み分けができている機種です。焦点距離は、27mmから108mm相当です。光学式手ブレ補正がなくて電子式しかなく、手ブレを気にする必要はありますが、PIXPRO WPZ2は手ブレを気にする必要がなく使う場面が多いと思います。

PIXPRO WPZ2は、水深約15mまでの水圧、約2mまでの落下衝撃に耐えて、防塵性はIP6Xのタフネスボディなので、スマホとは違って、雑に扱うコンデジとして持っていてもいいと思います。シャッタースピートの上限は、1/2000秒です。

PIXPRO WPZ2には手動モードがあって、これはMモードでシャッタースピードの設定ができます。シャッタースピードの設定ができることは、コンデジでは特に重要です。コンデジはレンズのF値の設定ができてもセンサーが小さいので、背景のボケが期待できません。

コンデジでもシャッタースピードが調整できれば、滝の流れの表現を変えたりなど色々とできるようになります。タフネスボディで、シャッタースピードの調整ができて、できるだけ安い機種が欲しい時に、PIXPRO WPZ2は十分な選択肢になります。

電池の寿命は、CIPA基準で、約200枚です。モバイルバッテリーで充電することもできます。本体の重さは約176gです。モニターは23万画素の2.7インチなので、同時期のコンデジの中でも、最も画素数が少ない部類になります。露出補正は、±3段で補正できます。

工事現場用のCALSモードもあります。1920x1080のフルHDの30fpsのMOV動画が撮れます。動画撮影中のズームもできます。Wi-Fi機能もあります。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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