キヤノン PowerShot S120 レビュー 比較と評価

キヤノン PowerShot S120

前機種のS110の後継機のPowerShot S120は、PowerShot G16よりもさらに正統な後継機になっています。G16でも後継機の手本といえる機種だったのに、S120ではさらに進化しました。後継機のS120になって有効画素数が同じなのはG16と同じで、総画素数が抑えられたのもG16と同じです。S110では総画素数が約1330万画素だったのが、S120の総画素数は約1280万画素になりました。後継機になって、総画素数を抑えると高感度耐性が上がります。

PowerShot S120もG16と同じで、それまでの表面照射型から裏面照射型のCMOSになっています。裏面照射型は高感度ノイズは少なくなっても、低感度時にはくすんで低感度での画質が落ちると言われてきました。それは、ニコンのP7700の時にすでにクリアしていることです。この裏面照射型はソニー製のものだと思います。キヤノン製の裏面照射型なら、もっと大きく宣伝するからです。ソニー製の裏面照射型は内閣総理大臣発明賞も受賞しているもので、高感度はもちろん、低感度での画質もいい撮像素子です。

それに、PowerShot S120になってS110のDiGiC5からDiGiC6に刷新されました。DiGiC6になって、さらに高感度ノイズが少なくなったのです。S120は、総画素数を抑えて、裏面照射型CMOSになって、DiGiC6に刷新されたので、この3つで十分にS110より高画質になった機種です。それに、S120はS110と焦点距離は同じですが、レンズが明るくなりました。S110はF2.0からF5.9だったのが、S120でF1.8からF5.7になりました。S120は広角端が24mm相当でF1.8なので、G16よりも広角でレンズが明るい強みがあります。S120はG16と同じ1/1.7型撮像素子なので、デジタル面での性能はG16と同じです。

キヤノンのS110でもそうでしたが、バッテリーが約200枚しか持たないのが欠点でした。後継機のPowerShot S120になってエコモードで約300枚の撮影枚数が可能になりました。一気に100枚もバッテリーの持ちが増えたので、これも本当の大きな進化です。S120はコンパクトなサイズなので、望遠側の開放F値のF5.7のレンズの暗さがあります。これは、広角側の開放F値のF1.8でデジタルテレコンを使うことで、便利に使えます。

PowerShot S120のデジタルテレコンは広角側のレンズの焦点距離が望遠側に移動することで、クロップをしているのと同じことになります。デジタルテレコンを使えば、F1.8の明るさを保ちながら望遠側によった焦点距離が使えるので、シャッタースピードが稼げます。料理撮影などでデジタルテレコンを使えば、料理から離れて使えて料理の湯気の曇りからレンズも離せて、クロップ機能で料理にもさらに寄れるようになるので便利に使えます。

24mmから始まるF1.8のレンズで、高画質で高感度耐性もあるレンズ一体型で薄いコンパクト機となるとPowerShot S120が筆頭な機種です。G16よりももっと広角側のレンズが欲しい場合にも、選択肢に十分に入ります。エコモードで約300枚も撮影可能になったことも含めて、S120はますます使える機種になりました。S120は露出補正が±3段できるのも、エントリーコンデジより高機能です。S120には星空撮影モードがありますが、三脚での撮影が必要です。PowerShot S200のレビューとS120との比較Canon S120とS110の違いに、続きを書いています。キヤノン S120とG16の違いに、G16との違いを書いています。

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