EOS Kiss X90 レビュー 比較と評価

EOS Kiss X90

キヤノンのEOS Kiss X90は、2016年4月14日に発売されたEOS Kiss X80の後継機です。

EOS Kiss X90の総画素数は、約2470万画素です。画素ピッチの計算方法とセンサー別の数値の意味に画素ピッチのことを書いていますが、EOS Kiss X90は画質を維持するための基準以下の画素ピッチになっています。以下に続きます。


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EOS Kiss X90の画像処理エンジンは、DIGIC 4+です。EOS Kiss X90と同時期の最新の画像処理エンジンはDIGIC 8なので、EOS Kiss X90はかなり旧型の画像処理エンジンになって、特に高感度画質の低下につながっています。

EOS Kiss X90のファインダーの倍率は約0.8倍で、ファインダー倍率の35mm判換算と計算に書いていますが、EOS Kiss X90のファインダーの35mm判換算では0.5倍です。ファインダーの視野率は約95%です。

アイポイントは約21mmで、視度調整の範囲は約-2.5から+0.5です。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整のことを書いています。フォーカシングスクリーンは、固定式のプレシジョンマットです。

モニターは縦横比が4対3の3.0型で、約92万ドットです。ISO感度はISO100からISO6400まで設定できます。ISO12800相当の拡張感度があります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。EOS Kiss X90と同時期の一眼レフと比べると、EOS Kiss X90はISO感度の高感度側の設定の幅がかなり狭いです。

EOS Kiss X90は、高感度撮影の弱点がある最エントリーの一眼レフ機になっています。シャッタースピードの上限は、1/4000秒です。記録メディアはSDカード系です。連写の秒間コマ数は約3コマ/秒です。連続撮影枚数は、JPEGのラージとファインで150枚、RAWで11枚、RAW+JPEGのラージとファインで6枚です。

AFの測距点数は9点で、中央1点がクロスセンサーです。露出補正の補正幅は±5段で、1/3と1/2段ステップで補正できます。動画は、フルHDの1920×1080の約30pで撮影できます。動画のファイル形式はMOV、動画の映像はMPEG-4 AVC/H.264、動画の音声はリニアPCMです。

動画撮影時に、静止画の撮影はできません。ホワイトバランスのオートに、雰囲気優先とホワイト優先があります。手ブレ補正はボディに内蔵していないので、個別の手ブレ補正レンズでの補正になります。

EOS Kiss X90が最エントリー機なのは高感度の弱点以外に、ダスト機能にもあります。EOS Kiss X90はセルフクリーニングのセンサーユニットの機能がなく、センサーに付いたゴミを自動で除去できないので、自分でセンサーのゴミを取らないといけません。

EOS Kiss X90と同時期の一眼レフ機で、センサーのゴミの自動除去の機能がないのはEOS Kiss X90くらいです。EOS Kiss X90は一眼レフ機として値段が抑えられている機種ですが、最初の一眼レフの一台としてお薦めできないのは、ゴミも自分で取らないといけないからです。

EOS Kiss X90は値段が安いから初級者向けというよりは、むしろ、レンズ交換式の機種を他にも持っていて、また別の機種が欲しい時に、値段も抑えられていてセンサーのゴミも自分で取れる中級者以上の人の補助の一眼レフとして買うのに適しています。

高感度撮影に弱点があっても、それでも上手く撮影できて、ゴミ取りもできる必要があるEOS Kiss X90を見ると、値段が安いからと言って初心者が買うためのカメラとして適しているわけではないことが分かります。

AFの検出輝度範囲は、中央の測距点ではEV0から18で、中央以外の測距点ではEV1から18です。露出制御の測光方式は63分割です。フラッシュは、ガイドナンバーが約9.2の内臓フラッシュがあります。

ストロボ同調の最高シャッター速度は、1/200秒です。氷点下では動作環境外です。通信機能は、Wi-Fi、近距離無線通信のNFC、Bluetooth Low Energyがあります。

撮影枚数は、バッテリーのLP-E10で、CIPA基準で、ファインダー撮影の常温で約500枚、低温で約410枚です。ライブビュー撮影の常温では約240枚、低温で約230枚です。

CIPA基準での計測は2回に1回フラッシュを発光する決まりなので、フラッシュを使わなかったら、もっと撮影枚数が伸びます。EOS Kiss X90の本体のみの重さは、約427gです。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

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