キヤノン EOS Kiss X80 レビュー 比較と評価

EOS Kiss X80

キヤノンのEOS Kiss X80は、2014年3月13日に発売されたEOS Kiss X70の後継機です。総画素数約1870万画素で、約22.3mm×14.9mmのAPS-C相当のセンサーです。画像処理エンジンはDIGIC 4+で、同時代の機種よりは旧型です。ファインダーの倍率は約0.8倍で、視野率は約95%、アイポイントは約21mmです。視度調整の範囲は約-2.5から+0.5です。

ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調製のことを書いています。フォーカシングスクリーンは固定式です。液晶モニターは3.0型で、縦横比は4対3で、約92万ドットです。ライブビュー撮影では、5倍と10倍に拡大表示できるマニュアルフォーカスがあります。ISO感度はISO100からISO6400まで使えて、ISO12800相当の拡張感度もあります。

拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。動画ではISO6400まで使えます。シャッタースピードは1/4000秒から30秒まで使えて、バルブ撮影もできます。ストロボの同調速度は、1/200秒です。記録メディアはSDカード系で、Eye-Fi カードも使えます。連写性能は、秒間コマ数は約3.0コマ/秒です。

連続撮影枚数はJPEGのラージとファインでは1110枚、RAWは6枚、RAW+JPEGのラージとファインでは5枚です。AFの測距点数は9点です。露出補正±5段で、1/3と1/2段で補正できます。動画は、フルHDの1920×1080の約30pで撮影できます。動画のファイル形式はMOV、動画の映像はMPEG-4 AVC/H.264、動画の音声はリニアPCMです。

内蔵モノラルマイクがあります。オートライティングオプティマイザでは、逆行時に自動補正して撮れます。ホワイトバランスには、雰囲気優先とホワイト優先があります。周辺光量落ちも、ボディで補正することができます。ダイナミックレンジを拡大できる機能もあります。手ブレ補正はレンズ式です。

ダスト機能は手動で、クリーニング機能はないです。これが、EOS Kiss X80の最大の特徴です。現在の一眼レフで自動クリーニングがないのは、このキヤノンのシリーズだけです。そのこともあって、EOS Kiss X80は価格が抑えられています。AFの検出輝度範囲は、中央の測距点でEV0から18、その他はEV1から18です。

周辺の測距点になるほど、精度が下がります。露出制御の測光方式は、63分割です。内臓フラッシュがあって、ガイドナンバーはISO100で約9.2、ISO200で約13です。氷点下では動作環境外です。Wi-Fi、近距離無線通信のNFCもあります。バッテリーは、LP-E10で、CIPA基準で、ファインダー撮影の常温で約500枚、ライブビュー撮影の常温で約180枚です。

動画撮影可能時間は、常温で約1時間15分です。EOS Kiss X80の本体のみの重さは、約440gです。EOS Kiss X80には、EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS IIが付属のレンズキットがあります。

EOS Kiss X90のレビューに、後継機のことを書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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