iPhone5sのカメラ レビュー 比較と評価

アップル iPhone5s

ここでは、iPhone 5の後継機の上位モデルのiPhone5sのカメラ機能について書いています。カメラ映像機器工業会(CIPA)の統計では、フィルムカメラ時代の世界の出荷金額のピークは1991年の3939億円でした。それが2007年には、一眼も含めたデジタルカメラの世界の出荷金額は2兆円以上で、フィルム時代のピーク時の5倍以上にも拡大しました。フィルム時代からデジカメ時代になって写真人口が大幅に増えたのはレンズ一体型のデジカメの普及がありますが、今現在の世界の写真人口の多くの人はスマホで写真を撮って、その中でもiPhoneシリーズを使っている人が多いです。iPhoneシリーズは、世界で最も売れているデジタルカメラになっています。iPhoneもレンズ一体型なので、世界で最も売れているコンデジがiPhoneシリーズです。以下に続きます。


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iPhone5sの背面側のiSightカメラは、前モデルのiPhone 5より高性能になりました。その中でも特に、iPhone5sの撮像素子と画素数です。iPhone 5と後継機のiPhone5sは、画素数は同じです。後継機になっても画素数を据え置きにしたところに、アップルの姿勢があります。後継機でも画素数を据え置きにすると、後継機の画像エンジンの向上もあって、ノイズが少なくなって画質が向上します。これは、コンデジの中でも画質にこだわりのある機種ですることです。キヤノンのG16やニコンのP7800などの高級コンパクト機や、キヤノンのS120は前機種と後継機の有効画素数を据え置きにしています。iPhone5sの後継機でも画素数を据え置きにする姿勢は、画質を重視するカメラメーカーと同じです。

iPhone5sが画質にこだわりのあるのは、前機種のiPhone 5と画素数を据え置きにしただけではなく、撮像素子のサイズも大きくしています。iPhone5sの撮像素子は裏面照射型なので、アップルは公表していませんが、ソニー製で間違いないと思います。ソニーの裏面照射型の撮像素子は、内閣総理大臣賞も受賞している高画質なものです。アップルは、iPhone5sは前機種のiPhone 5よりセンサーが15%大きくなったと言っています。後継機で画素数を据え置きにするだけではなく撮像素子も大きくするのは、キヤノンの高級コンパクト機のGシリーズでもしてこなかったことです。キヤノンのGシリーズで言えば、後継機で1/1.7型の撮像素子を2/3型にして画素数を据え置きにした機種に近いのが、iPhone5sと言えると思います。

撮像素子を大きくするのが可能なのは、iPhone 5sが単焦点レンズだからです。光学ズームレンズのコンデジでは、撮像素子の大きさは直接にカメラボディに大きく影響します。iPhoneシリーズが単焦点レンズであることで、撮像素子を大きくしてもレンズの大きさをそんなに気にしない設計ができます。iPhoneシリーズの単焦点レンズのこだわりが、iPhone5sで撮像素子の大きさに自由を与えています。iPhone 5はレンズが最も明るい開放F値がF2.4でしたが、後継機のiPhone5sの開放F値はF2.2と少しだけ明るくなりました。

アップルは、iPhone5sの画素ピッチを1.5マイクロメートルと言っています。アップルが画素ピッチを重視して公表しているのも、画質重視の姿勢がはっきりとあらわれています。デジカメの画質で今まで言われてきたことに、1画素当たりの受光面積を大きくして高画質にすることがありましたが、画素ピッチが大きいとその受光面積が拡大します。1.5マイクロメートルの画素ピッチは、画質重視の面から見ると、大きくはないです。受光面積で言えば、現在は廃刊になった『PC USER』誌で文月涼氏がよく画素ピッチのことを言っていました。画素ピッチは4マイクロメートルあれば高画質が得られると以前は言われていて、画素ピッチが4マイクロメートルは正方画素で16平方マイクロメートルです。

今現在で画素ピッチが4マイクロメートル以上もあるのはAPS-Cサイズ以上の大型撮像素子の機種で、コンデジの1/2.3型センサーの画素ピッチはiPhone5sよりも画素数が多くて、1.5マイクロメートル以下です。iPhone5sは、エントリーコンデジよりも画素ピッチが大きいのです。iPhone5sもiPhone 5も、レンズの実質の焦点距離が4.1mmなのは同じです。iPhone 5のレンズは、33mm相当の焦点距離でした。iPhone5sはセンサーが大きくなったので30mm相当の焦点距離になって、iPhone 5より少し広角側で画角が広く使えるようになったので、室内で距離が足りない撮影などで被写体の写る範囲が広がっています。次の02のiPhone 5sのカメラの画質とiPhone5と比較の記事に続きます。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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