カシオ G'z EYE GZE-1 レビュー 比較と評価

G'z EYE GZE-1

カシオのG'z EYE GZE-1の総画素数は2114万画素で、有効画素数は690万画素です。センサーは、1/2.3型の裏面照射型のCMOSです。裏面照射型は、それまでの表面照射型よりも高感度時のノイズが減少しています。

画像処理エンジンはEXILIMエンジンHS Ver.3です。レンズの焦点距離は13mm相当で、実質の焦点距離は1.35mmです。総画素数が2114万画素あっても有効画素数が690万画素で、13mm相当の焦点距離なこともあって、GZE-1は動画撮影に向けた機種です。

レンズが最も明るい開放F値はF2.8、レンズの先端から被写体まで約40cmまで寄れます。GZE-1はタフネスボディで、耐衝撃性が落下で4m、防水性が水深で50m、防塵性がIP6X、耐低温が-10℃です。

GZE-1は、G-SHOCKに似たボディで、今までのカメラボディの形態とは違っています。手ブレ補正は光学式はないですが、3軸対応の動画手ブレ補正があります。

動画手ブレ補正では、標準と強で設定が変えられます。静止画には手ブレ補正はないです。ファインダーはないですが、GZE-1には背面の液晶モニターもありません。

モニターがないので、動体の動画撮影に向いています。露出制御はプログラムAEで、マニュアル撮影はできません。記録メディアはmicroSDカード系で、内臓メモリーは約14.8MBあります。

露出補正の補正幅は±2段で、1/3EVステップで補正できます。動画はフルHD動画の1920 x 1080の30fpsで撮影できます。動画のファイル形式はMOV、映像はH.264/AVC、音声はIMA-ADPCMのステレオです。

マイクはステレオで、スピーカーはモノラルです。スロー動画の前後をハイスピード撮影できるドラマチックスローの機能もあります。ボディには、LEDインジケーターがあります。

Wi-Fiに、Bluetoothがあって、スマホでリモート撮影ができます。バッテリーはCIPA基準で、約355枚の撮影枚数です。GZE-1の本体のみの重さは約152gです。

デジカメが普及したきっかけを作ったのは、1995年のカシオのQV-10で、モニターで簡単に撮れることから普及していきました。カシオのカメラは他のメーカーにはない特徴ある機種になっているので、このGZE-1もカシオらしい面を出したものになっています。

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