α7RとD610の違いと比較

α7RとD610

ニコンのD610と、ソニーのα7Rの主な違いと比較を書いています。D610の総画素数は2466万画素で、α7Rの総画素数は約3680万画素です。D610のファインダー倍率は約0.7倍で視野率は約100%、α7Rの電子ビューファインダーは0.5型の約236万ドットで、視野率は100%の倍率は0.71倍です。D610とα7Rの大きな違いは、D610の光学ファインダーとα7RのEVFです。光学ファインダーは動体撮影に向いていて、EVFは静的撮影に向いていますが、D610とα7Rでもそれが当てはまります。

D610は位相差AFでα7RはコントラストAFであることも加えて、動的・静的撮影に向いている性格があります。位相差AFはAF速度に優れて、コントラストAFはAF精度に優れています。D610の視度調節の範囲は-3から+1で、α7RのEVFの視度調整の範囲は-4.0-+3.0です。視度調整のことは、ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に書いています。D610の3.2型の液晶モニターは約92万ドットの固定式ですが、α7Rの液晶モニターは3.0型の約92万ドットのチルト式で動かせます。

D610のISO感度の常用感度はISO100からISO6400で減感でISO50相当と増感でISO25600相当が使えて、α7RのISO感度は常用感度がISO100からISO25600で拡張感度でISO50相当が使えます。α7Rは、連写合成でノイズを減らすマルチショットノイズリダクションではISO51200まで使えます。シャッタースピードの上限は、D610は1/4000秒でストロボの同調速度は1/200秒で、α7Rは1/8000が上限でストロボの同調速度は1/160秒です。

D610はSDカードのダブルスロットですが、α7RはSDカードのシングルスロットです。連写は、D610は最高で約6コマ/秒で連続撮影枚数は100コマまで、α7Rは1コマ目にピントと露出を固定の連写で最高約4コマ/秒の連写ができます。α7RでAF追従の連写は最高で約1.5コマ/秒なので、D610のほうが秒間の連写性能が優れています。α7RのはJPEGのLサイズのスタンダードで200枚の連続撮影ができます。AFの測距点数は、D610の測距点は39点で、α7Rの測距点数は25点です。

D610の露出制御の測光方式は2016分割RGBセンサーで、α7Rは1200分割です。D610はAPS-C相当のDXレンズが使えますが、α7RはAPS-C相当のレンズは使えません。α7Rはマウントを使ってレンズを装着したり、全画素超解像ズームの機能など、D610にはない機能もあります。D610はフルHD動画の1920×1080の30で、α7RもフルHD動画で60pで撮影できます。D610にはガイドナンバーが約12の内臓フラッシュがありますが、α7Rにはフラッシュを内臓していません。

D610は内蔵モノラルマイクで、α7Rは内臓ステレオマイクです。D610はWi-FiとGPSは非搭載でα7RもGPSは非搭載ですが、α7RはWi-Fi機能に加えて近距離無線通信のNFC機能もあります。D610のバッテリーはCIPA基準で約900枚ですが、α7RはCIPA基準でEVFでは約270枚の撮影枚数しかありません。D610のほうが、バッテリーの持ちを気にしないで撮影できます。D610は本体のみで約760gですが、α7Rは本体のみで約407gで、α7Rのほうがかなり軽く使えます。

D610のレビューと比較と、α7Rのレビューと比較に、D610とα7Rのことを書いています。

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