SIGMA 30mm F1.4 DC DN レビュー 比較と評価

SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary

シグマの30mm F1.4 DC DN Contemporaryは、マイクロフォーサーズマウントで35mm判換算で約60mm相当、ソニーのEマウントで35mm判換算で約45mm相当です。Eマウントなら標準レンズとして使えます。以下に続きます。


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標準レンズは50mmと言われていますが、対角線の長さのほうが標準レンズに近いです。35mm判なら対角線は43.3mmなので、約45mm相当になるEマウントならより標準レンズとして使えます。

マイクロフォーサーズの約60mmは、開放F値のF1.4の明るさと合わせて、特に女性のポートレートで使えます。最小絞りはF16、最短撮影距離は30cmで、最大倍率は1:7です。絞り羽根枚数は9枚の円形絞りです。

レンズ構成は7群9枚で、フィルター径は52㎜です。MTFはF1.4の開放F値で周辺までコントラストに優れて、解像度は周辺になるとさすがに落ちていますが、Contemporaryレンズとしては十分なMTFです。

二線ボケは気にならないですが、軸上色収差が少し出ています。軸上色収差は、この30mm F1.4 DC DNよりも高級レンズとされる大口径レンズでも出るので、30mm F1.4 DC DNがContemporaryで価格も安いレンズだから軸上色収差が出ているわけでもないです。

フードは丸型で、フードは逆ににて収納もできます。30mm F1.4 DC DNにはステッピングモーターがあるので動画撮影で便利に使えて、ソニーのEマウントではファストハイブリッドAFにも対応しています。

新複合素材のThermally Stable Composite(TSC)を採用しているので、ガタつきを抑えて小型化にも貢献しています。SIGMA 30mm F2.8 DNのArtがありますが、30mm F1.4 DC DN はF1.4なのにContemporaryです。

通常はF1.4の単焦点は高級レンズとしてArtでいいところですが、30mm F1.4 DC DN Contemporaryはカメラ側でのデジタル歪曲補正を前提にしていて、レンズには少し歪曲を残してコンパクト化しています。

レンズにディストーションを残すとレンズの小型化につながるので、30mm F1.4 DC DN Contemporaryでは歪曲を意図的に残しているのです。Artは光学的に歪曲を補正するので、そこが30mm F2.8 DN Artと30mm F1.4 DC DN Contemporaryとの違いです。

30mm F1.4 DC DNのDNはDigital Neo(デジタルネオ)のミラーレス、DCはAPS-C用の意味があります。丸型フードのLH586-01が付属しています。レンズの重さは265gなので、F1.4の単焦点レンズにしては軽くて気軽に使えるのがContemporaryレンズのいいところです。

30mm F1.4 DC DN Contemporaryは、F1.4の標準レンズを気軽に使えて描写も優れているので、マイクロフォーサーズとEマウントユーザーが単焦点レンズの表現を味わいたいためのレンズとして最適な1本になっています。

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