キヤノン PowerShot G15 テレマクロ 背景ボケ

PowerShot G15のテレマクロ

前の01の「高級コンパクト テレマクロ 一眼とコンデジでのボケ」の記事からの続きです。

高級コンパクト機のテレマクロ機能を見ていきます。

キヤノンのPowerShot G15は実際の焦点距離が6.1mmから30.5mmで、レンズのF値が1.8から2.8です。高級コンパクトの特徴は、望遠端でもレンズが明るいことです。

キヤノンのコンデジのプレミアムシリーズに、PowerShot S110があります。キヤノンはS110もプレミアムコンパクトとしていますが、レンズの明るさが違います。S110は望遠端が26mmで、F値は5.9と一気にレンズが暗くなります。

このように一気にレンズが暗くなるところに、S110がG15よりもレンズ口径に余裕がないところがあらわれています。S110は望遠端のレンズの暗さを考えると、G15と同じクラスのプレミアムコンパクトとは言えません。

G15はレンズの焦点距離が30.5mmの時にF2.8で、その望遠端のレンズ先端から40cmの被写体まで寄れます。G15の30.5mmは、35mm判換算で140mmです。このテレマクロをうまく使えば、コンデジのG15であっても、うまくボカすことができます。

30.5mmのF2.8で、140mm相当の望遠圧縮効果も加わるので、コンデジにしては思いの外にボケます。これに、キヤノン機の利点のデジタルテレコンも加えれば、もっと被写体に近づくこともできます。キヤノン PowerShot G15 レンズ一体型の理想型に、G15のことを書いています。キヤノン PowerShot G16のレビューと比較に、後継機のG16のことを書いています。

G15以外の他の機種のテレマクロも見てみます。次の03の「LUMIX LX7とFUJIFILM X20のテレマクロとボケ」の記事に続きます。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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