ソニー RX100M2 全画素超解像ズームで望遠機としても優秀

ソニー RX100M2と全画素超解像ズーム

RX100M2の記事は、この記事を含めて13の記事があります。ここでは、DSC-RX100M2(RX100 II)が前機種のRX100の時と同じように、1インチ型センサーの高画質の恩恵も受けて、超望遠機としても使えるということを書いています。以下に続きます。


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後継機のDSC-RX100M2(RX100 II)は前機種のRX100と同じで、アスペクト比が3:2の時に、28mmから100mm相当の焦点距離です。望遠端が100mなので、RX100M2も望遠機の性格はないと思われています。ですが、RX100M2でも全画素超解像ズームが使えるので、これを使えば、RX100M2も望遠機としての性格でも出てきます。RX100M2のズームの仕組みは、画質が劣化しない光学ズームと、画像を切り出せる範囲で画質劣化なくズームするスマートズームと、デジタルズームほどは画質が劣化しない全画素超解像ズームと、画質の劣化が目立つデジタルズームの4つに分かれています。

ソニーはRX100M2の説明書で全画素超解像ズームについて、「[全画素超解像ズーム]を[入]に設定すると、光学ズーム倍率を超えても、ほとんど劣化しない静止画を撮影」ができると言っています。ですが実際に使ってみると、全画素超解像ズームは光学ズームよりはかなり画質が劣ります。特に、デジカメ時代になってクリック一回だけで等倍で見ることができるようになりました。等倍で見ると光学ズームと全画素超解像ズームは、画質がかなり違います。ウェブで縮小して使うのなら、光学ズームと全画素超解像ズームの違いはほとんど分からないと思います。

全画素超解像ズームは等倍で見るのではなく、通常の範囲内で見る限りは、綺麗な描写が得られます。ソニーのRX100M2の公式サイトにもRX100の時と同じで、「7.2倍相当(200mm)までズームアップできる“全画素超解像“ズーム」と書いてあります。ソニーがそう書いてあるので、RX100M2の全画素超解像ズームは、200mmまでしか使えないと思ってしまいます。ですが、実際には、RX100M2は200mm以上の全画素超解像ズームも使えます。

実際のRX100M2は、縦横比が3:2でSの5Mの画像サイズの時には、画質の劣化がない光学ズームとスマートズームを合わせた範囲は7.2倍まで伸びて、全画素超解像ズームは14倍まで使えます。RX100M2の広角端の28mmの14倍なので、392mmまでの望遠になります。5Mの静止画サイズの時の全画素超解像ズームは、およそ、400mmの望遠機になるのがRX100M2です。Mの10Mの静止画サイズでは、画質の劣化がないスマートズームは5.1倍、全画素超解像ズームは10倍です。ソニーのRX100M2の公式サイトに書いてあるのは、Lの20Mの静止画撮影の時の光学ズームの3.6倍と、全画素超解像ズームの7.2倍です。

なぜ、ソニーは、RX100M2の公式サイトで20Mの時のズームしか書いていないのでしょうか。これは、前機種のRX100の時にも書きましたが、ソニーはRX100M2の2000万画素以上の画素数を強調したいために、最大記録画素数の時のズームしか公式サイトのRX100M2の商品の特徴には載せていないのだと思います。画素数が少なくなるほどズームができるのは、余った画素数を使って余裕のある画像の切り取りができるからです。

全画素超解像ズームの利点は、レンズの明るさのF値が光学ズームと同じ明るさを保つことです。物理的なテレコンバーターの場合には、レンズが暗くなります。ズーム倍率が2倍になるテレコンなら2段も暗くなります。レンズの望遠側の開放F値がF5.6ならF11になってしまいます。望遠域でF11まで暗くなると手ブレや被写体ブレをしない範囲までシャッタースピードを上げるために、ISO感度を上げないといけません。それでは、結局、ノイズが目立ってしまいます。物理的なテレコンよりも、全画素超解像ズームのほうが画質がよくなるのです。テレコンを使うのなら三脚を持ち歩かないといけませんが、全画素超解像ズームでは三脚の必要なくズームできます。テレコンのことを考えても、全画素超解像ズームはかなりの利点があります。

光学ズームとの違いは、光学ズームには物理的な駆動感があります。全画素超解像ズーム時には、その駆動感がありません。そのため、全画素超解像ズーム時にはズームの感触からも光学ズームではないことが分かります。それに、全画素超解像ズームでは測光方式が中央測光しか使えなくなります。全画素超解像ズーム時にも今の倍率が細かい刻みで分かるので、倍率を確認して全画素超解像ズームが使えます。

次の02のSONY DSC-RX100M2 スマートズームで画質劣化がないクロップの記事に続きます。RX100 II DSC-RX100M2 テレマクロ ワイドマクロ レビュー比較に、RX100M2のことを書いています。コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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