ソニー α7R III レビュー 比較と評価

α7R III ILCE-7RM3

ソニーのα7R III ILCE-7RM3は、2015年8月7日に発売されたα7R IIの後継機です。

α7Rの総画素数は約4360万画素で、有効画素数は約4240万画素です。α7Rは35mmフルサイズです。画素ピッチの計算方法とセンサー別の数値の意味に画素ピッチのことを書いていますが、α7Rの画素ピッチは35mmフルサイズなので、4μm以上の余裕があります。

フルサイズとAPS-Cのことは、フルサイズはAPS-Cより画角でボケ味表現の空間が作れるに書いています。撮像素子は、従来の表面照射型よりも高感度時のノイズが減少した裏面照射型CMOSです。センサーは、光学ローパスフィルターレスです。ローパスフィルターレスのなしとありの決定的な違いに、違いを書いています。

画像処理エンジンはBIONZ Xです。レンズのことは、デジタル専用レンズと銀塩フィルムレンズの画質の違いに書いています。α7Rの特徴に、ピクセルシフトマルチ撮影があります。ピクセルシフトマルチ撮影は、ボディ内手ブレ補正を使って、センサーをずらしながら画像を生成して解像感と質感を向上する機能です。

ピクセルシフトマルチ撮影の合成にはImaging Edgeのソフトが必要です。ファインダーは0.5型の368万6400ドットで、倍率は約0.78倍です。視度調整の範囲は-4.0から+3.0です。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整のことを書いています。アイポイントは、接眼枠から約18.5mmです。ファインダーのフレームレートは、60fpsと120fpsがあります。

モニターは144万ドットの3.0型で、タッチパネル式です。上に約107度、下に約41度に動かせます。バリアングル式とチルト式と固定式モニターの違いに、違いを書いています。水準器に、ピント面の輪郭を色で強調できるピーキング機能もあります。ピントとは 点でなく面で合う実像面に、ピント面のことを書いています。

タッチフォーカスに、EVF撮影時のタッチパッドAFもできます。ISO感度は、静止画でISO100からISO32000まで使えて、拡張感度にISO50と、ISO102400まであります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。動画では、ISO100からISO32000相当までです。

シャッタースピードの上限は1/8000秒で、電子先幕シャッターと、サイレント撮影ができます。電子先幕シャッターのメリットとデメリットに、電子先幕シャッターのことを書いています。記録メディアは メモリースティック系、SDカード系、microSDカード系が使えます。デュアルスロットで、スロット1はUHS-IIに対応しています。

連写性能は、メカシャッターとサイレント撮影の両方で、10コマ/秒のAFとAE追従で、非圧縮RAWで28枚、圧縮RAWで76枚の連続撮影ができます。ライブビューでの約8コマ/秒です。AFの測距点数は、位相差AFで399点、コントラストAFで425点です。

コントラストAFと位相差AFと像面位相差AFの違いに、違いを書いています。瞳AFも使えて、α7シリーズでは初の4Dフォーカスがあります。露出補正の補正幅は±5.0EVで、1/3EVと1/2EVステップで補正できます。ダイヤルでは±3EVで、1/3EVステップです。

動画はXAVC S 4Kの3840 x 2160の30pで、約100Mbpsで撮影できます。スーパー35mmフォーマットで4K動画の本体内記録もできます。動画のファイル形式にはXAVC S、AVCHDがあります。動画の映像はXAVC SとAVCHDで、同じMPEG-4 AVC/H.264です。

動画の音声は、 XAVC SがLPCM 2ch、AVCHDがAC-3 2chです。HLG(Hybrid Log-Gamma)方式に対応しています。S-Log2とS-Log3もあります。内蔵マイクはステレオで、スピーカーはモノラルです。USB 3.1 Gen 1に対応のUSB Type-Cの端子があります。

フリッカーレス撮影もできます。手ブレ補正は、センサーシフト式の5軸補正で、補正効果はCIPA基準で5.5段です。動画撮影でも、5軸で手ブレ補正できます。手ブレと被写体ブレと機構ブレとはに、ブレの違いを書いています。AFの検出輝度範囲は、ISO100のF2.0レンズで、EV-3から20です。

露出制御の測光方式は、1200分割ライブビュー分析測光です。フラッシュの同調速度は、1/250秒です。シンクロターミナルがあります。シャッターユニットの耐久性は、電子先幕シャッターで約50万回です。フルマグネシウム合金ボディで、防塵と防滴に配慮しています。

Wi-Fiと、近距離無線通信のNFCがあります。Wi-FiでFTP転送もできて、FTPとFTPSにも対応しています。撮影枚数は、バッテリーのNP-FZ100で、CIPA基準でファインダーで約530枚、モニターで約650枚の撮影枚数です。USB充電もできます。α7Rの本体のみの重さは約572gです。

α7R IVのレビュー

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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