α6600とα6100の違いと比較

α6600とα6100

α6600とα6100の主な違いを書いています。

α6600は、2016年12月2日発売のα6500の後継機です。α6100は、2014年3月14日発売のα6000の後継機です。

特に大きな違いは、バッテリーの持ちです。α6600はバッテリーがNP-FZ100になって、ファインダーで、CIPA基準で約720枚、モニターで約810枚の撮影枚数になっています。今まで、様々なデジカメのバッテリーの撮影枚数を見てきましたが、ここまで多い撮影枚数はなかったです。

一眼レフで撮影枚数が多いのはモニターを使わないで光学ファインダーを使った時のみで、モニターで810枚も撮影できるデジカメは、コンデジも含めて初めて見ました。コンデジでは、カシオのバッテリーの持ちがよくて、レンズ交換の一眼ではソニーのバッテリーがよく持ちましたが、その中でもα6600の撮影枚数は最も優れています。

ここまでのバッテリーの持ちがあれば、予備のバッテリーがなくても、日帰りの旅行や数日の旅行でも持つと思います。ようやく、デジタル一眼でも、一眼レフのように安心して撮影できるだけのバッテリーが確保できるようになった初めてのデジカメが、α6600と言ってもいいと思います。α6100の撮影枚数は、バッテリーのNP-FW50で、ファインダーでCIPA基準で約380枚、モニターで約420枚です。

ファインダーは、α6600が約236万ドットで、α6100が約144万ドットです。α6600にはボディ内手ブレ補正がありますが、α6100にはありません。しかも、α6600は5軸補正の5.0段分の補正効果です。ボディ内手ブレ補正があると、レンズに補正がなくても手ブレを抑えた撮影ができるので、α6600のほうが安定した撮影ができます。

ISO感度は、ISO100からISO32000までの設定幅は同じですが、拡張感度に違いがあります。α6600はISO50とISO102400まで拡張できますが、α6100はISO51200までしか拡張できないで、ISO50はありません。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。

α6600は動画撮影時に人物のリアルタイム瞳AFが使えますが、α6100は動画撮影時には使えません。連続撮影枚数のバッファメモリにも違いがあります。α6600の連続撮影枚数は、JPEGのLのエクストラファインで99枚、JPEGのLのファインで115枚、JPEGのLのスタンダードで116枚、RAWで46枚、RAW+JPEGで44枚です。

α6100の連続撮影枚数は、JPEGのLのエクストラファインで76枚、JPEGのLのファインで77枚、JPEGのLのスタンダードで77枚、RAWで33枚、RAW+JPEGで31枚です。α6100は、動画のLog記録がなく、HLG(Hybrid Log-Gamma)も非対応です。α6600には、α6100にはないヘッドホン端子があります。

α6600は、ボディの全面がマグネシウム合金で、防塵と防滴に配慮した設計になっているので剛性面でも優れています。α6600の重さは約418gで、α6100の重さは約352gです。α6600とα6100ではα6600のほうが優れているところがかなりあります。特に、撮影枚数とボディ内手ブレ補正に重点を置くなら、値段が高くてもα6600のほうがいいです。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


スポンサーリンク

関連記事