SIGMA fpのレビューと比較

SIGMA fp

SIGMA fpは、35mmフルサイズの裏面照射型のベイヤーは配列のローパスフィルターレスのCMOSです。Foveonセンサーとベイヤー配列フィルターの違いに、違いを書いています。シグマといえば、Foveonセンサーだと思っていたら、SIGMA fpではベイヤー配列にしたところに、この機種の特徴があります。

山木社長がSIGMA fpの発表で言っていましたが、Foveonセンサーの機種の開発は続けていて、SIGMA fpではベイヤー配列にしたことで、今までにはないシグマのカメラができあがりました。シグマのカメラを使っていると、Foveonセンサーとしてはまった時の画質は最高でも、高感度撮影に弱いという短所がありました。以下に続きます。


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高感度撮影に弱いのがシグマのカメラの特徴だとして、それよりもFoveonセンサーの画質を見れば、高感度撮影に弱いのは短所ではないという声もありました。シグマのカメラは、Foveonセンサーで低感度でじっくり撮影するものだとして使われてきたのです。

それがFoveonセンサーの特徴で、シグマのカメラの味わいと言われてきたのですが、それでも、シグマのカメラであっても、高感度撮影をしてみたいという声もありました。その声に応えたのが、SIGMA fpです。

Foveonセンサーでなく、ベイヤー配列になったことで、まず違いが出たのがISO感度です。SIGMA fpのISO感度は、ISO100からISO25600まで設定できて、拡張感度にISO6、ISO12、ISO25、ISO50、ISO51200、ISO102400があります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。

シグマのカメラでも、拡張感度を使わなくても、ISO25600まで使えるようになっています。Foveonセンサーのはまった時の身震いするほどのシグマ画質はないですが、高感度撮影がシグマ機でもできるようになりました。しかし、この高感度撮影ができるようになっただけでは、SIGMA fpは単なる凡庸でよくあるカメラでしかありません。

しかも、SIGMA fpと同時期のカメラは、拡張感度を含めれば、ISO102400よりも、それをかなり超えた超高感度撮影もできるので、SIGMA fpは高感度撮影機としても優れているわけでもありません。SIGMA fpの高感度撮影は、それまでのシグマのカメラの中で感度で優れるというだけで、他の機種と比べれば、それだけでSIGMA fpを買う動機にはならないと思います。

SIGMA fpの特徴は、フルサイズセンサーなのに370gのコンパクトボディであることです。そして、そのコンパクトボディに優れた動画の機能があることです。SIGMA fpでは、動画で12bitのRAW記録ができるようになっています。動画形式には、12bitのCinemaDNGがあって、MOVのH.264で撮影できます。

動画の静止画切り出しもできます。SIGMA fpはフルサイズセンサーとしてかなりコンパクトな機種なので、動画撮影時の発熱が問題になります。このまま何もしないでコンパクトなままなら、せっかくRAW記録ができるといっても、発熱ですぐに撮影できなくなります。

そのため、SIGMA fpはコンパクトな機種でありながら、大型のヒートシンクがあります。これがあることで動画撮影時の排熱ができるので、コンパクト機でも動画撮影の時間が伸びています。しかも、SIGMA fpはセンサー温度の表示もできます。

SIGMA fpは、Fill Lightが使えます。Fill Lightは、SIGMA Photo Proの機能がSIGMA fpのボディ単体に入ったもので、画像の暗いところだけを明るくできます。明るさの調整幅は、±5の範囲でできるようになっています。35mmフルサイズでの有効画素数は約2460万画素で、総画素数は約2530万画素です。画素ピッチの計算方法とセンサー別の数値の意味に、画素ピッチのことを書いています。

2軸の電子水準器の表示もできます。マウントは、Lマウントです。約1.5倍のクロップもできます。モニターの縦横比は3対2で、3.15型の約210万ドットです。モニターはタッチパネル式です。AFはコントラストAFで、位相差AFは使えません。コントラストAFと位相差AFと像面位相差AFの違いに、AF方式の違いを書いています。

AFの測距点数は49点あります。AFの検出輝度範囲は、ISO100のF1.4で、-5から18です。瞳優先AFが使えます。露出補正の補正幅は±5段で、1/3ステップで補正できます。手ブレ補正は、光学式ではなく、電子式です。

シャッタースピードの上限は、電子シャッターで、1/8000秒です。SIGMA fpはメカシャッターがないので、電子シャッターのみです。電子シャッターとメカニカルシャッターの違いに、違いを書いています。カメラ内RAW現像もできます。カメラ内RAW現像はどんな時に使えばいいのかに、その機能のことを書いています。

カラーモードには、ハリウッドで人気になっているティールアンドオレンジがあります。ピント面の輪郭を4色の中から強調できるピーキング機能もあります。ピントとは 点でなく面で合う実像面に、ピント面のことを書いています。フリッカー低減機能もあります。SIGMA fpのボディは防塵防滴構造で、アルミボディです。

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