SIGMA dp0 Quattro レビュー 比較と評価

シグマ dp0 Quattro

SIGMA dp0 Quattroの有効画素数は約2900万画素で、撮像素子はFoveon X3のCMOSで、サイズは23.5mm×15.7mmです。Foveonセンサーは偽色が発生しないので、SIGMA dp0 Quattroにはローパスフィルターはありません。画像処理エンジンはTRUE IIIです。レンズの焦点距離は約21mm相当の単焦点レンズで、実質の焦点距離は14mmです。開放F値はF4で、F22まで絞れます。以下に続きます。


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SIGMA dp0 Quattroは、21mmの超広角レンズでありながら、単焦点のレンズ一体型というかなり癖のある独自路線の機種です。レンズ交換式で超広角レンズを購入してもボディには他のレンズを装着すれば焦点距離は変わりますが、SIGMA dp0 Quattroは21mmしか使えません。SIGMA dp0 Quattroは、開発時から21mmという超広角レンズ一体型を使う層をターゲットにしているわけで、写真マニア向けの機種です。

それに、SIGMA dp0 Quattroは超広角レンズ一体型に加えて、Foveonセンサーがあります。Foveonセンサーとベイヤー配列フィルターの違いに、シグマの機種の画質の特徴のことも書いています。SIGMA dp0 Quattroはディストーションの歪曲収差をかなり抑えていることに加えて、MTF曲線がかなり優れています。MTF曲線で、画面周辺までコントラストと解像度の両方とも、相当に優れています。

MTFで分かるのは二次元の平面なので、三次元の描写を示すものではないですが、レンズの描写の質が高いのは確かです。マクロ性能は、被写体まで18cmまで寄れます。58mm径のフィルターが装着できます。SIGMA dp0 Quattroには、手ブレ補正はありません。液晶モニターは3.0型の約92万ドットで、電子水準器が表示できます。ISO感度は、ISO100からISO6400まで使えます。シグマのFoveonセンサー機は、高感度撮影では画質が落ちます。

ISO感度の画質の見方には個人差がありますが、SIGMA dp0 QuattroはISO800以上になると画質が落ちています。SIGMA dp0 Quattroも、低感度となる基準感度で撮影する機種です。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、基準感度のことなどを書いています。シャッタースピードの上限は1/2000秒で、30秒まで使えます。F4からF5で1/1600秒まで、F5.6からF16で1/2000秒が使えます。

SIGMA dp0 Quattroはレンズシャッター機なので、シャッタースピードの上限が変わっています。レンズシャッターとフォーカルプレーンシャッターの違いとはに、その上限のことを書いています。記録メディアはSDカード系で、 UHS-1とEye-Fiカードに対応しています。連写性能はRAW+JPEGのLOWで、4.5枚/秒で12枚の連続撮影ができます。AFは、コントラスト式です。AFの測距点の9点選択モードでは、3段階に測距点の大きさを変えることもできます。

露出補正の補正幅は±3段で、1/3ステップで補正できます。SIGMA dp0 Quattroには、動画機能はないです。シグマのFoveonセンサー機は、全てのデジカメの中で最も静止画の画質にこだわっている機種の代表なので、動画機能がなくても購入するユーザーからの不満は出ないと思います。RAWは14bitのロスレス圧縮RAWで、カメラ内RAW現像もできます。JPEGには、7680×5120の約3900万画素のSUPER-HIGHがあります。

ホットシューがあるので、外部フラッシュが使えます。ホットシューには、別売の外付け光学ビューファインダーのVF-51の装着もできます。ボディは、マグネシウム合金です。SIGMA dp0 Quattro LCD ビューファインダーキットもあります。SIGMA dp0 Quattroの問題は、屋外撮影で熱を持って警告マークが出ることです。バッテリーはBP-51を使って、約200枚の撮影枚数です。

SIGMA dp0 Quattroは、超広角単焦点でセンサーも特殊で、バッテリーも持たずに、温度警告が出て、高感度撮影にも向いていないなど、かなり癖のある機種です。ですが、低感度で撮る風景などの静止した撮影写真では、目を見張るほどの静止画があらわれます。21mmの焦点距離を使いこなせる気概があるのなら、SIGMA dp0 Quattroは撮影意欲が湧いてくるカメラになっています。レンズフードが付属して、SIGMA dp0 Quattro本体のみの重さは500gです。

Quattroセンサーは、Quattroセンサーは何が変わったのかに書いています。シグマのレンズとカメラ 日本のものづくりの強みと魅力も書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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