リコー GRのハイコントラストとモノクロ写真の相性

リコー GRのハイコントラストとモノクロ写真の相性

前の08のリコーのGRの欠点の手ブレ補正とバッテリーの記事からの続きです。

リコーのGRはAPS-Cサイズ相当の撮像素子なので、1/2.3型や1/1.7型の撮像素子よりは、かなりノイズが少ないです。確かにノイズは少ないのですが、リコーのGRは同じAPS-Cサイズ相当の機種の中では、そんなにノイズを抑えていないのです。このリコー機のノイズの傾向は、以前からです。リコーは以前からノイズ処理が独特で独自路線なので、ノイズをそんなに抑えてはきません。このリコーの画質の傾向で、リコー機に対する見方がかなり違ってきます。特に、今のAPS-Cサイズ相当以上の機種は、高感度ノイズも相当に少ないので、そんな中から見るとリコーのGRはノイズが多いと言われることもあります。以下に続きます。


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これは、ノイズ処理を抑えることによって細部のディティールを残しているとも言えて、細部の画質まで重視したからノイズをそんなに抑えていないとも言えます。デジカメ時代になってノイズが悪だと言われていますが、これをどう捉えるかでリコーのGRの撮影の仕方も変わってきます。その捉え方で、GRとモノクロ写真の相性がよくなって、リコーのGRはモノクロ写真に向く機種になります。

フィルム時代のモノクロ写真の魅力に、わざと高感度のフィルムを使って粒子の粗い写真を撮ることがありました。モノクロ写真と粒子の粗さは相反するものではなく、共存して調和するものだったのです。今までに多くの人を惹きつけてきたモノクロ写真は、粒子の粗さとうまく調和されてきたものでした。モノクロ写真はただの白黒写真ではなく、今まで多くの人に感動を与えてきた写真には、多くのモノクロ写真があります。

写真は、モノクロ写真から始まりました。その原点になっているモノクロ写真の魅力は、今でも変わりません。逆に、モノクロの味のある写真は、ますます魅力が引き立っていると言えるかもしれません。原点であるモノクロ写真をリコーのGRで撮ることで、写真の魅力にさらに引き込まれるのではないでしょうか。モノクロ写真には、それだけの魅力があります。

写真に色彩をあえて与えないことで、被写体の形を鮮明に映し出して、その被写体が浮かび上がるように強調し、その写真をその時の中にいつまでも閉じ込めておく。モノクロ写真の魅力を短く言うと、こういうことになると思います。

リコーのGRでモノクロ写真を撮るなら、エフェクトでの白黒写真ではなく、ハイコントラストの白黒を使うことをお薦めします。白黒よりもコントラストがさらに強調され、それに超高感度のフィルムの使用時の粒子でざらついて増感したような写真が撮れます。GRにこのハイコントラストのエフェクトがあることからも、リコーのGRはモノクロ写真と相性がいい機種です。リコーのGRの単焦点レンズで撮るハイコントラストモノクロの世界は、モノクロであることで色彩を封印して、その被写体をその時と空間の中に閉じ込めておくモノクロ本来の魅力がさらに引き出されます。

リコーのGRでハイコントラストモノクロの特徴を引き出して写真を撮ろうと思う意欲が湧いてくるのも、リコーのGRの大きな魅力になっています。次の10のリコー GRのファームウェア アップデートの機能の記事に続きます。

リコー GRとニコン COOLPIX Aの違いに、違いについて書いています。コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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