リコー GR フルプレススナップ機能 レビュー 比較と評価

リコー GR フルプレススナップ機能

前の02のリコー GR スナップ写真と被写界深度の特徴の記事からの続きです。

GRがスナップ写真に最適と言われるのは、他にも理由があります。GRは、設定した距離にピント面を固定するスナップ機能があります。撮影設定メニューのスナップ時フォーカス距離で、距離を選択できます。[1m][1.5m][2m][2.5m][5m][∞]の6の距離の中から、予め距離を選択してピント面を固定できます。

その設定した距離でフルプレススナップ機能をONにしておくと、シャッターボタンの一度の押し込みでピント面を合わせた写真が撮れます。これは一眼レフで言えば、マニュアルフォーカスにしてレンズの焦点距離を予め合わせて置いて、それからシャッターボタンを一気押ししてシャッターチャンスを逃さないような機能です。そのシャッターチャンスを逃さないで任意の距離にピント面を合わせたフルプレススナップがあるので、GRがスナップ写真に強いことの特徴になっています。フルプレススナップがあるので、28mm相当の画角が身についていれば、背面液晶も見ずに撮影できます。それで、GRはさらにシャッターチャンスに強くなります。

GRは通常のAFが0.2秒でGR DIGITAL Ⅳの0.3秒よりも速くはなっていますが、コントラストAFの検出方式です。動く被写体の一瞬を捉える写真を撮るのなら、一眼の位相差方式のAFにしたほうがいいと思います。

次の04のリコー GR 高速シャッタースピードの制限 露出補正の記事に続きます。GRにもあるTAvモードの魅力をTAvモードの最適な撮影状況と新露出のISO感度に書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。

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