RICOH THETA V レビュー 比較と評価

RICOH THETA V

リコーのRICOH THETA Vは、2015年10月23日に発売したRICOH THETA Sの実質的な後継機です。

RICOH THETA Vのレンズは二つあって、全天球撮影ができるようになっています。RICOH THETA Vの有効画素数は約1200万画素×2で、センサーは1/2.3型×2です。

レンズが最も明るい開放F値は、F2.0です。プロセッサーはQualcomm製のSnapdragonTMで、画像処理の性能が向上しています。マクロ性能は、レンズの先端から被写体まで約10cmまで寄れます。

ISO感度はISO64からISO3200まで使えて、動画とライブストリーミングではISO64からISO6400まで使えます。撮影時の露出では、プログラムAEの他に、シャッター優先、ISO優先に、マニュアル露出も使えます。

RICOH THETA Vはオート機で手軽に撮れるだけの全天球撮影機ではなく、マニュアル撮影もできるので、オート機ではできない意図した撮影ができます。

シャッタースピードの上限は、1/25000秒です。約19GBの内臓メモリーがあります。動画は、4Kの3840x1920の56Mbpsで、30fpsの360度の全天球撮影ができます。

動画のファイル形式はMP4で、動画の映像はMPEG4 AVC/H.264です。全天球の360度のライブストリーミングの映像出力が4Kに対応しています。

VRでの空間音声の記録もできます。傾きの補正のジャイロセンサーも搭載しています。無線LANと、Bluetoothの機能があります。RICOH THETA Vの本体には、液晶モニターはありません。

無線LANとBluetoothでのスマホの常時接続で、スマホ画面でのライブビューができます。THETA Vをリモコンにして、テレビに360度の映像を出力することもできます。

バッテリーの撮影枚数は、内臓バッテリーでの撮影枚数は静止画では約300枚で、動画では約80分です。これはリコー独自の調査で、CIPA基準ではないです。

RICOH THETA Vの本体の重さは、約121gです。別売の水中ハウジングケースのTW-1があります。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


スポンサーリンク

関連記事