RICOH G900 レビュー 比較と評価

RICOH G900

RICOH G900は、2014年10月10日発売のRICOH G800の後継機です。

RICOH G900の有効画素数は約2000万画素で、センサーは1/2.3型の裏面照射型CMOSです。レンズの焦点距離は約28mmから140mm相当で、実質の焦点距離は5mmから25mmです。マクロ性能は、ズーム域の中間部では、レンズの先端から被写体まで1cmまで寄れます。

レンズの周囲には、光量が調整できる6灯のリングライトがあります。別売のワイドコンバージョンレンズのDW-5を使えば、約22mm相当で使えるようになります。耐落下衝撃は2.1mになっています。水深が20mの防水、100kgf耐荷重、-10度の耐寒性のタフネスボディです。

耐薬品性には、エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素水があります。RICOH G900は、「デジタル工事写真の高度化に関する協議会」提唱の小黒板情報連携機能と、信憑性確認(改ざん検知機能)に準拠しています。軍手での使用も考えられているボディの作りになっています。

手ブレ補正は電子式はありますが、光学式はないです。液晶モニターは、3.0型の約104万ドットです。ISO感度は、ISO125からISO25600まで設定できます。シャッタースピードの上限は1/4000秒です。記録メディアはSDカード系で、内蔵メモリーは約6.5GBもあります。FlashAirカードも使えます。

AFの測距点数は9点マルチです。露出補正の補正幅は±2EVで、1/3EVステップで補正できます。動画は4Kで撮影できます。電子コンパスもあります。文字と音声を100項目までメモできる機能があります。1項目のメモは半角で128文字まで、音声は30秒までです。

すかし撮影機能では、すかし度を20%から80%まで選んで、すかし画像と撮影画像の比較もできます。内蔵フラッシュもあります。通信性能には、GPS、GLONASS、QZSS(みちびき)、SBASがあります。バッテリーのDB-110で、CIPA基準で約340枚の撮影枚数です。

RICOH G900の本体の重さは、約219gです。プロテクタージャケットに、RICOH O-CC174があります。RICOH G900には、保証の延長と修理の対応があるRICOH G900安心保証モデルがあります。RICOH G800SEの後継機の通信性能を内臓したRICOH G900SEもあります。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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