PowerShot SX740 HS レビュー 比較と評価

PowerShot SX740 HS

キヤノンのPowerShot SX740 HSは、SX730 HSの後継機です。

SX740 HSの有効画素数は約2030万画素で、センサーは1/2.3型の裏面照射型のCMOSです。裏面照射型はそれまでの表面照射型よりも、高感度時のノイズが減少しています。

画像処理エンジンはDIGIC 8です。焦点距離は広角端で24mmから、望遠端で960mm相当まであります。実質の焦点距離は、広角端で4.3mm、望遠端で172.0mmです。

レンズが最も明るい開放F値では、広角端でF3.3、望遠端でF6.9です。マクロ性能は、レンズの先端から被写体まで、広角側で1cmまで寄れます。

手ブレ補正は光学手ブレ補正で、補正効果は、350mm相当で3.5段です。ファインダーはないです。モニターは3.0型の約92.2万ドットで、約180度に自分側にモニターを向けられるので、自分撮りができます。

モニターには、3分割のグリッドラインの表示ができます。ISO感度は、ISO100からISO3200まで設定できます。SX740 HSと同時期のコンデジで、ISO3200までしか設定できないのは、エントリー機種レベルです。

シャッタースピードの上限は、1/3200秒です。記録メディアは、SDカード系です。連写性能は、被写体追従のサーボAFで、約7.4コマ/秒です。

露出補正の補正幅は±3段で、1/3段ステップで補正できます。動画性能は、4Kの3840×2160の30fpsで、約120Mbpsです。4K動画の1回の撮影できる時間は、約30分です。

4K動画は、画像の切り出しができます。4Kフォトとは 静止画連写との違いと動画写真が台頭する?に、書いています。

動画のファイル形式はMP4、動画の映像はMPEG-4 AVC/H.264、動画の音声はMPEG-4 AAC-LCのステレオです。スピーカーはステレオです。HDMI端子があります。

デジタルテレコンでは、約1.6倍と約2.0倍が使えます。デジタルテレコンとはに、書いています。

画面のデザインに「やさしい」が新規に追加されて、画面表示を分かりやすくできます。内臓フラッシュがあります。

通信機能は、Wi-Fiと、Bluetoothがあります。SX730 HSにはあった近距離無線通信のNFCはありません。バッテリーのNB-13Lで、CIPA基準で約265枚、エコモードで約370枚です。USB充電もできます。

PowerShot SX740 HSの本体のみの重さは、約275gです。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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