パソコンのモニター閲覧が写真の眼を育てる

パソコンのモニター閲覧と写真の眼

スマホで写真閲覧は写真の質を下げるにも書きましたが、写真閲覧はパソコンのモニターですることが、写真を見る眼を育てていきます。

フィルム時代のほうが、写真の眼を持った写真愛好家が多かったとは言えません。写真閲覧の面で言っても、フィルム時代に印刷することはあっても、パソコンのモニターよりも小さいサイズばかりでした。以下に続きます。


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たまに大きく印刷することはあっても、それは稀で、15インチ以上のモニターに該当するほどに大きく印刷することがどれだけあったでしょうか。

しかし、デジタル写真時代になってから、写真閲覧の仕方は大きく変わりました。元々のデジカメが普及するきっかけとなったのは、カシオのQV-10ですが、これは、当時のウィンドウズ95のパソコンの普及の時期とも重なっています。

デジカメはパソコンに移して、パソコンのモニターで見るようになっていったのです。このパソコンのモニターは、小型でも12インチくらいあります。

12インチの大きさでも、フィルム時代にそんなに大きく印刷する機会はあまりありませんでした。普及型のノートパソコンでも、14インチくらいあります。

写真閲覧用のモニターなら、20インチを超えています。パソコンのモニター閲覧は、フィルム時代に滅多にすることがなかった大きな印刷のサイズで、常に見ていることになります。

これを考えると、パソコンのモニターでの写真閲覧は、フィルム時代以上に、写真の質を見分ける眼が育っていったのです。

やはり、撮った写真のよしあしは、大きく見ないとよく分かりません。デジカメのモニターで見て、それでその写真の質が分かったから、もうパソコンに移さなくていいとなったら、写真界はお終いです。

しかし、そのお終いのような状況が、パソコンのモニター閲覧のあとに来たのです。それが、スマホ画面での写真閲覧です。これは、まるで、デジカメのモニターでしか写真閲覧をしていないかのような状況です。

デジカメのモニターは、あくまで、撮影用に確認するための確認モニターであって、写真閲覧用のモニターではありません。しかし、スマホの小さな画面を写真閲覧用にしている数が結構いるのです。

そして、スマホの普及と共に、その数は増えていっています。これが問題なのは、スマホ画面では、その写真のよしあしが分からないので、写真の質が下がっていくことです。

そして、スマホで写真閲覧は写真の質を下げるにも書いたように、カメラの絵作りがくっきり鮮やかであれば、それでいいというような状況にも行きかねません。

これを防ぐためには、やはり、写真閲覧は、パソコンのモニターですることの重要性を強く認識することが大切です。もちろん、テレビの大画面での閲覧でもいいですが、そのテレビが写真閲覧での設定でくっきり鮮やか志向などになっていれば、その元の写真の絵作りが変更されます。

パソコンのモニターで見るのは、そういった絵作りを変更することなく、その写真の素の姿を確認できるからです。写真の眼を育てるには、パソコンのモニターで写真を見ることの重要性は、強調しすぎて言われてもいいくらいです。

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