PENTAX K-S1 レビュー 比較と評価

ペンタックス K-S1

ペンタックスのPENTAX K-S1は、PENTAX K-30やPENTAX K-50の後継機ではなく、新型路線の機種です。総画素数は約2042万画素で、CMOSのサイズは23.5×15.6mmです。ローパスフィルターレスですが、ローパスフィルターの効果が選べるローパスセレクター機能もあります。画像処理エンジンはPRIME M IIで、KAF2マウントです。PENTAX K-S1が特徴的なのは、ボディライト機能です。静止画時には緑、動画時には赤に点灯などの機能があります。

PENTAX K-S1のボディライト機能は、イルミネーションカメラと言ってもいいと思います。ファインダーの倍率はAPS-Cサイズ相当で約0.95倍、視野率は約100%、アイレリーフは接眼部の見口の枠から約20.5mmでレンズの中心からは約22.3mm、視度調節の範囲は約-2.5~+1.5mです。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調節のことを書いています。フォーカシングスクリーンは交換式で、ナチュラルブライトマットIIIです。

液晶モニターはアスペクト比が3対2の3.0型液晶で、約92.1万ドットの固定式です。ISO感度は、ISO100からISO51200まで使えます。シャッタースピードの上限は1/6000秒で、シンクロ同調速度は1/180秒です。PENTAX K-S1の1/6000秒のシャッタースピードはAPS-Cや35mmフルサイズのエントリー機の1/4000秒以上の速度で、1/6000秒あれば被写体を瞬間的に捕らえた撮影も十分にできます。記録メディアはSDカードでUHS-1規格に対応していて、Eye-FiカードとFLUカードも使えます。

連写の秒間コマ数は最高で約5.4コマ/秒で、JPEGのLのスーパーファインで20コマまで、RAWで5コマまでの連続撮影ができます。RAWとJPEGの同時記録もできます。AFの測距点数は11点測距で中央9点はクロスタイプセンサーが使えて、AFはSAFOX IX i+です。露出制御の測光方式は、77分割測光です。露出補正の補正幅は±5EVで、最上位機並みの補正幅です。動画はフルHDの1920x1080ですが、フレームレートは30pで60pではありません。

PENTAX K-S1の動画のファイル形式はMOVで、動画の映像はMPEG-4 AVCとH.264です。内蔵ステレオマイクがあります。インテリジェント顔検出があるので、顔に合わせて撮影できます。エフェクト機能に、さわやか、フェード感のフェードカラー、赤外調が追加されています。文字のフォントは、リコーRT Fontです。手ブレ補正は、ボディ内手ブレ補正の撮像素子シフト方式です。ダスト機能は、撮像素子駆動とSPコーティングです。色空間は、sRGBとAdobeRGBです。AFの検出輝度範囲は、EV-1から18です。

内臓フラッシュのガイドナンバーは約10です。バッテリーはD-LI109で、フラッシュを50%発光で約410枚、フラッシュの発光なしで約480枚の撮影枚数です。付属ソフトウェアには、Digital Camera Utility 5があります。本体のみの重さは、約498gです。ボディの色には、レギュラーカラーにブラック、ホワイト、ブルー、その他に、オーダーカラーの9色があります。PENTAX K-S1には、smc P-DA L 18-55mmF3.5-5.6 ALが付属のレンズキットと、smc P-DA L 18-55mmF3.5-5.6 AL、smc P-DA L 55-300mmF4-5.8 EDが付属の300Wズームキットがあります。

PENTAX K-S2のレビューに、後継機のことを書いています。K-S2とK-S1の違いを書いています。

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