パナソニック LUMIX DMC-GX7 レビュー 比較と評価

パナソニック LUMIX DMC-GX7

前の01のDMC-GX7の画質の記事からの続きです。パナソニックのLUMIX DMC-GX7はEVFが約276万ドットで、約1.39倍のファインダー倍率は35mm判換算で約0.7倍あります。別売の電子ビューファインダー VF-4の場合には約1.48倍で35mm判換算で0.74倍なので、DMC-GX7の内臓EVFのファインダー倍率はVF-4より少し小さいです。それでも、35mm判換算で約0.7倍もの倍率はかなり大きいです。以下に続きます。


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APS-Cサイズの光学ファインダーより迫力があるファインダーが、DMC-GX7です。光学ファインダー OVF 電子ビューファインダー EVF 一眼レフの将来に、ファインダーのことを書いています。今後はもっと迫力あるファインダー倍率のために、GX7のようなサイズのカメラの内臓EVFでも、もっと大きく0.74倍も可能になると思います。DMC-GX7のEVFは視度調整の範囲が-4.0~+3.0(dpt)と広いので、眼鏡利用者が裸眼で見ることもできると思います(ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整)。

DMC-GX7のEVFはチルト可動式なので、90度に動かして使うこともできます。外付けのEVFより、DMC-GX7の内臓EVFのほうが便利に使えます。チルト式なのは、DMC-GX7の液晶モニターも同じです。3.0型の約104万ドットの見やすい液晶モニターでチルト式で上下にできますが、裏返しにすることができません。裏返しに収納できる液晶モニターなら汚れを気にせずにEVFも使えますが、DMC-GX7ではできません。DMC-GX7の液晶モニターのタッチパネルは、AFを簡単に素早く合わせられて便利に使えます。

EVFと液晶モニターが見やすいのがDMC-GX7の魅力ですが、問題なのはバッテリーです。DMC-GX7は、CIPA規格で約320枚の撮影枚数です。EVF機の課題は、このバッテリーの持ちです。このバッテリーが、光学ファインダー機に大きく劣っています。EVFが高性能な機種ほど、バッテリーが持たなくなります。それに、予備のバッテリーを買おうとすると、純正のバッテリーは高いです。将来的には高性能なEVFでもCIPA基準で1000枚以上の撮影ができて、今の光学ファインダー並の撮影枚数に近づくのではないでしょうか。

DMC-GX7はフルHD動画が撮れますが、ここまで動画が優秀ならビデオカメラはいらないのではないでしょうか。フルタイムオートフォーカス機能で、動画撮影中にGX7が自動でAF機能を被写体に合わせてくれます。DMC-GX7はコントラストAFで、位相差AFがありません。コントラストAFは高精度で、位相差AFは動体撮影に強いAFです。ですが、GX7のコントラストAFも速くなって、被写体に気持ちよく合焦します。DMC-GX7にはEVFの強みのピント拡大機能のMFアシストやピーキング機能もあって、APS-Cサイズの光学ファインダーよりかなり便利に使えます。

DMC-GX7の露出補正が±5段、シャッタースピードが1/8000秒なのは、ニコンのD4やキヤノンのEOS-1D Xの最上位機と同じです。DMC-GX7は最大記録画素の16MでもAF追従連写で、約4.3コマ/秒の連写ができます。DMC-GX7はWi-Fi機能はもちろん使えますが、NFC機能も使えて、スマホからのリモート操作でスマホの画面でAFを合わせて撮影ができるのが便利です。DMC-GX7はAdobe RGBの色空間、UHS-Iカードにも対応、ボディ内手ブレ補正機能があります。

ボディ内手ブレ補正はオリンパス機では当たり前ですが、パナソニックのマイクロフォーサーズ機はレンズ式手ブレ補正を採用してきました。DMC-GX7は、LUMIX Gシリーズ初のボディ内手ブレ補正です。今までパナソニックのマイクロフォーサーズが欲しかったけれど手ブレ補正が内臓してなかったから買ってこなかった場合には、GX7は念願の手ブレ補正内臓機です。ただし、GX7は初の手ブレ補正内臓機のこともあって、オリンパスの内臓手ブレ補正ほど効きがよくありません。DMC-GX7は、最近のレンズ交換式の機種によくあるローパスフィルターレスではありません。

DMC-GX7のシャッターディレイは、シャッターボタンを押した後でシャッターを切る時間を設定できる機能で、8秒、4秒、2秒、1秒の中から設定できます。シャッターディレイを使えば、シャッターボタンを押すときの手ブレを防げます。DMC-GX7の他の機能は、インターバル撮影、あおりと水平に対応した2方向の電子水準器もあって、マグネシウム合金のボディはエントリー機のAPS-Cの機種以上の堅牢性があって、家電メーカーのカメラと言われないカメラらしさがあります。DMC-GX7のローライトAFは-4EVまでAFが合うので、ニコンのD4の-2EVよりも暗所でのAF精度が高いことになります。DMC-GX7の最低感度はISO200ですが、拡張ISO設定でISO125も使えます。DMC-GX7はAPS-Cサイズ機よりも撮像素子もサイズも小さくても、しっかりとレンズ交換式としての機能が充実しています。

LUMIX DMC-GX7MK2のレビューに、後継機のことを書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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