OLYMPUS Tough TG-6のレビューと比較

OLYMPUS Tough TG-6

OLYMPUS Tough TG-6は、2017年6月23日に発売されたTough TG-5の後継機です。

OLYMPUS Tough TG-6は、防水15mと防塵に、耐衝撃性が2.1m、耐荷重100kgf、耐低温が-10℃、耐結露のタフネスボディなのは、変わらず同じです。センサーも1/2.33インチで、有効画素数が1200万画素の裏面照射型CMOSです。

裏面照射型は、それまでの表面照射型よりも高感度時のノイズが減少しています。画像処理エンジンはTruePic VIIIです。レンズの焦点距離は25mmから100mm相当で、実質の焦点距離は4.5mmから18mmです。レンズが最も明るい開放F値は、広角端がF2.0、望遠端がF4.9です。

OLYMPUS Tough TG-6では、P・Aモードで、レンズの先端から被写体まで1cmまで寄れるマクロ撮影ができるようになっています。OLYMPUS Tough TG-6でもシャッタースピード優先がないので、シャッター調整の不便さは同じです。

手ブレ補正は100mm相当時に2.5段なので、エントリーコンデジ並みで、手ブレ補正効果はまり期待できません。モニターは3.0型の約104万ドットの3対2で、タッチパネルは使えません。104万ドットになって、高精細になっています。

露出補正の補正範囲は ±2段で、1/3 EVステップで補正できます。±2段の範囲でしか補正できないのも、エントリーコンデジ並みです。ISO感度は、ISO100からISO12800まで設定できます。シャッタースピードの上限は1/2000秒です。

アートフィルターには、ブリーチバイパスとネオノスタルジーが新規に追加されています。動画は4Kで撮影できますが、MOV形式です。水中モードは5種類あります。バッテリーの撮影枚数は、CIPA基準で、約340枚です。OLYMPUS Tough TG-6の重さは、バッテリーとカードを含めて約253gです。

別売のレンズバリア LB-T01があります。

スマホとコンデジの画質と決定的な違いに書いていますが、コンデジの画質にスマホが追い付いてきています。OLYMPUS Tough TG-6のように画質以外の面での優位性を持たないと、コンデジを購入する動機が少なくなってきています。

OLYMPUS Tough TG-6のタフネスボディなら、水中撮影だけでなく、いろんな場面で、気軽に使えます。今後のコンデジは、この機種のように、スマホとの差別化ができるコンデジか、センサーが1.0型以上の画質重視の機種にますます二極化していくことになると思います。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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