ニコン COOLPIX S3600 レビュー 比較と評価

COOLPIX S3600

ニコンのCOOLPIX S3600は、2013年3月21日に発売されたCOOLPIX S3500の後継機です。総画素数は2048万画素で、センサーは1/2.3型のCCDです。COOLPIX S3600は価格が抑えられたエントリー機なので、センサーは通常の表面照射型のCCDで、高感度時のノイズ処理に優れた裏面照射型のCMOSではありません。

COOLPIX S3600の画像エンジンは、EXPEED C2です。レンズの焦点距離は、25mmから200mm相当で、実質の焦点距離は4.5mmから36.0mmです。レンズの明るさの開放F値は、広角端でf3.7で、望遠端でF6.6です。ダイナミックファインズームを使えば、約400mm相当までズームできます。

COOLPIX S3600のダイナミックファインズームは、デジタルズーム時の劣化率を抑えています。手ブレ補正は、静止画のレンズシフト方式で3段の補正効果があります。動画撮影時には、レンズシフト方式と電子式補正の併用で、4軸のハイブリッド手ブレ補正があります。

COOLPIX S3600のマクロ撮影では、レンズ先端から広角側で被写体に約2cmまで寄れます。液晶モニターは2.7型で、約23万ドットです。23万ドットは、最新のデジカメでの中は最もドット数が少ないです。内蔵メモリーが、約25MBあります。

COOLPIX S3600のメイクアップ効果には、リップカラー、マスカラ、アイシャドウ、テカリ軽減も追加されて、女性を撮る時に使えます。動画は、AVI形式です。オート機なので、マニュアル撮影はできません。マルチ連写で、16コマの連続撮影ができます。

最新のデジカメはフルHD動画が撮れるのが当たり前になっていますが、COOLPIX S3600はフルHD動画は撮れません。ISO感度は、ISO80からISO3200まで使えます。露出補正の補正幅は±2段で、エントリーコンデジによくある補正幅です。

COOLPIX S3600のシャッタースピードの上限は、1/1500秒です。バッテリーのEN-EL19で、約230コマの撮影枚数です。電池とSDメモリーカードの込みで、約125グラムです。

COOLPIX S3600は薄さが約19.9 mmのスリムコンパクト機で、気軽に持ち歩けるのが魅力の機種です。ピンク、シルバー、ブルーの3色があります。

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