ニコン P7700 裏面照射型CMOS 欠点の低感度の画質も良好

P7700 裏面照射型CMOSの欠点の低感度の画質

前の07の「P7700 中級機の一眼レフ以上の操作性とEN-EL14」の記事からの続きです。

ニコンのCOOLPIX P7700には、最新のソニー製の裏面照射型CMOSが搭載されています。P7700が画質がいいのはレンズの解像力がすばらしいこともあります。P7700は、レンズ一体型の強みである専用のレンズ設計ができることの長所をよく引き出しています。

そのレンズの力に加えてP7700の画質の向上に大きく貢献しているのが、裏面照射型CMOSです。裏面照射型CMOSでよく言われてきたことに、高感度のノイズは改善されても、低感度時の画質が悪いことがあります。P7700は高感度の画質が向上して、1/1.7型のセンサーにしてはISO感度の1600も実用的な範囲内に入っているのは、裏面照射型CMOSのためと書きました。

今までの裏面照射型CMOSは低感度の画質に難があるため、そこがソニー製のCCDより劣ると言われてきました。それが、P7100の後継機のP7700で搭載されている最新世代の裏面照射型CMOSは、低感度時の画質が向上したのも特徴です。

高感度がもともと強いので、高感度はCCDよりも裏面照射型CMOSのほうがいいばかりか、低感度時の画質も向上すると、裏面照射型CMOSの欠点が帳消しされます。P7700の画質がクリアで向上したのは、最新の裏面照射型CMOS+レンズの解像力です。それに、1/1.7型で総画素数が1276万画素と画素数を無理に上げていないことで、レンズに負担がかかっていないことも画質向上に貢献しています。

最新の裏面照射型CMOSでも画質が気になる機種は、P7700よりもレンズの性能が落ちて、超望遠でサイズが小さく撮像素子も小さいのに画素数を詰め込んでいる機種です。ソニーのHX50Vのテレ端の画質が気になるのは、そのためだと思います。P7700はこれとは逆でボディもコンパクトにしすぎていないのでレンズ設計に余裕が出ているなど、裏面照射型CMOSでも画質がいいのです。

P7700の世代の裏面照射型CMOSはダイナミックレンジも向上したので輝度差にも強くなったことなども加えて、レンズ一体型機がスマートフォンのカメラと大きく差を開けていることの証明にもなっています。P7700が高級コンパクトの中でもお薦めなのは、今まで書いてきた理由からです。

一眼レフを使っていてもハイエンドコンデジを見直すのは、背景のボケをそんなに重視しないのであれば、P7700は各種フィルターを使えるし、やっぱりいいカメラだと改めて思います。ニコン P7800とP7700の違いに、後継機のP7800との違いを書いています。

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