ニコン COOLPIX P7700を購入する時に悩むこと

P7700を購入する時に悩むこと

前の05の「COOLPIX P7700のデジタルズームとクロップ」の記事からの続きです。

高級コンパクト機のCOOLPIX P7700は価格を見ると、デジタル一眼レフのエントリー機のボディ単体が買えるくらいの値段です。それでも、ニコンのP7700を買おうと思うのは、なぜでしょうか。レンズ一体型機を考える時にいつも思うのは、レンズ一体型機の魅力はレンズが交換できないことです。一眼レフの魅力とは、正反対になっているのです。

一眼レフを買っても、付属のキットのレンズ以上のレンズが欲しくなります。一眼レフにいつも付きまとうのは、そのレンズ迷いです。その迷いのために、レンズ沼の問題が出てきます。レンズ一体型機はレンズが交換できないことで割り切って、そのカメラを使い切ってみせるという思いが出てくることが魅力になっています。

ミラーレス一眼は一見するとコンパクトに見えますが、そうでもありません。ミラーレスはボディは小さくても、レンズが大きくなります。特に、P7700のような望遠ズームレンズを使うとミラーレス一眼でもサイズが大きくなります。それに、P7700のように28mmF2から200mmF4のレンズは、ミラーレス一眼ではありません。

一眼レフとミラーレス一眼とP7700の撮影画像を見て、一目ではっきりと違いが分かるのは背景のボケです。P7700でも背景をぼかすことはできますが、大きく背景をぼかしたいのなら一眼レフを買うことをお薦めします。

レンズ一体型機はそのカメラ専用のレンズ設計ができることが強みです。そして、その強みは、レンズ一体型機の中で、高級コンパクトが最も恩恵を受けているものです。高級コンパクトは高級と言われるだけあって、レンズ設計にも力を入れているからです。P7700の画質がいいのは、P7700に合わせたレンズ設計と、そのレンズ解像力の力が大きいと思います。四隅の描写力が高いのも、P7700のレンズの解像力の力です。

次の07の「P7700 中級機の一眼レフ以上の操作性とEN-EL14」の記事に続きます。ニコン P7800とP7700の違いに、後継機のP7800との違いを書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

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