LUMIX DMC-LX3 24mm F2.0のこだわり派カメラ

Panasonic LUMIX DMC-LX3

パナソニックのDMC-LX3です。LX3のサイトのトップに「誕生、大人のコンパクト」と書いていますが、まさにその通りのコンパクトデジカメです。パナソニックのコンパクトデジカメは、FX37でもそうですが、広角にこだわったものを出しています。35mm判換算で24~60mm相当で、レンズの明るさがF2.0(ワイド端)~F2.8(テレ端)というのは、カメラにこだわりのある人が好みそうなものです。以下に続きます。


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望遠側が60mm相当なので望遠好みの人には合いませんが、24mmの広角でF2.0~F2.8のレンズは描写範囲が広がります。LX3はこれに手ブレ補正も付いているので、レンズの明るさと合わせて、手ブレには本当に強い機種です。

3M時にEX光学ズームを使えば光学4.5倍までの画像が得られて、108mm相当までの望遠ができます。これは、一般的なレンズ一体型コンパクトデジカメと同じくらいの望遠です。EX光学ズームは、画質が劣化するデジタルズームとは違って、画質が劣化しないズーム機能なので積極的に使っていいと思います。さらに望遠機能がいる場合には、EX光学ズームは3Mで記録されていますので、そこから2Mくらいにトリミングして望遠に対応することもできます。

LX3はフルマニュアル撮影が可能で、撮像素子も他のコンパクトデジカメよりは大きい1/1.63型CCDを搭載しています。フルマニュアル撮影ができると、例えば、木漏れ日を撮った際のパープフリンジという現象を抑えることができます。パープルフリンジは絞り開放で木漏れ日を撮ると目立つことがあるもので、紫色の光が出るものです。この現象は、絞り優先でレンズを絞ればかなり改善されます。

APS-Cや35mmフルサイズ撮像素子に比べればコンパクトデジカメの撮像素子は小さいので、コンパクトデジカメではレンズを絞っても絞らなくても同じという人もいますが、パープルフリンジ現象のことを考えただけでも、レンズを絞ることができると画質の改善ができます。

LX3は広大な風景を24mmのレンズで撮りたいという人にも、もちろん向きますが、レンズの明るさと手ブレ補正での暗所の強さがあるので、室内や少し暗い店内で料理を撮りたいなどの人にも向きます。液晶画面も見やすいもので、ローアングルやハイアングルでも見やすいようになっています。コンパクトデジカメでありながら、こだわりのRAWでの記録もできます。

LX3には、アスペクト切換スイッチも付いています。4:3、3:4、16:9で撮影ができます。このアスペクト比については、FX37でも書いたことの繰り返しになりますが。

3:2での撮影モードがあることは、プリント時の価格面でもお得です。例えば、キタムラプリントの場合では、DSC(デジタルスチルカメラサイズ)も、L(普通のフジカラープリントサイズ)も、KG(はがきサイズ)も価格が同じです。ネット注文限定では、その3つはどれも、一枚が30円です。3.2で撮影できるLX3なら、Lよりも大きいサイズでプリントしたいと思ったら、3:2に適合したはがきサイズでの注文が一枚30円です。4:3ならDSCサイズよりも大きいDSCWを注文すると、一枚が110円になります。

はがきサイズよりもDSCWサイズのほうがサイズが大きいのですが、3:2ならLよりも一段階大きいサイズでも同じ価格の30円であるのに対し、4:3ならDSCよりも一段階大きいサイズなら110円もかかるというところは、3:2撮影モードがあるかないかで、かなり違ってくるところです。このかなり違ってくるところを指摘する人は、なぜか非常に少ないです。

LX3の3:2の撮影モードは、このようにプリント時の価格面で有利です。3:2は長らく使われてきたサイズですから、はがきサイズという適合したサイズが安く仕上がるようになっているのですね。

LX3は、その焦点距離とレンズの明るさから、カメラ愛好家好みのものに仕上がっています。カメラ好きの方には、嬉しいカメラです。デジ一眼のサブ機としても、ぴったりではないでしょうか。コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。


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