EOS Kiss X7 ライブビュー時 バッテリー AF速度はソニーαに劣る

Kiss X7 ライブビューのバッテリーとAF速度

前の05の「Kiss X7とiPhoneに見るこれからのデジカメと写真」の記事からの続きです。

キヤノンのEOS Kiss X7は、一眼レフとしては初めて、背面液晶でのライブビューのAFが実用範囲に入ったと言えると思います。コンデジから一眼レフを使う時には、Kiss X7くらいのライブビューのAF性能は必要だと思います。ただ、そんなKiss X7でも、ソニーのαシリーズに比べれば、まだ背面液晶のAF速度が遅いです。

Kiss X7の発売日は2013年 4月24日で、ソニーのα57はその約1年前に発売されたモデルです。それでも、α57の背面液晶のAFはKiss X7よりも速く、コンデジから使う場合でも満足できるライブビューになっています。ソニーのα57はトランススルーセントミラーで一眼レフのミラーがなくAFに光を供給できるので、その恩恵で背面液晶のAFがかなり速いです。Kiss X7以上のライブビュー性能がいいのなら、α57のαシリーズをお薦めします。αシリーズの背面液晶のAF速度は、最新のコンデジにも劣らないくらいに速いです。

Kiss X7のバッテリーは光学ファインダー撮影では400枚くらい持ちますが、ライブビュー撮影では150枚くらいしか持ちません。α57はライブビュー撮影で600枚くらい持ちます。Kiss X7は一眼レフとしてはライブビューが向上しても、光学ファインダーがないαシリーズのライブビューとバッテリーの持ちには敵いません。光学ファインダーでなくてもよく、ライブビュー機能を重視するのなら、ソニーのαシリーズがいいと思います。

それでもKiss X7のライブビューのAFもソニーのαほどではないにしろ速いので、光学ファインダーでしか撮影してこなかった人でも、Kiss X7のライブビューでも撮影してみてください。ライブビュー撮影は、コンデジとミラーレス一眼(あるいは、スマホ)だけではないと思えるようにまではなりました。今までよりサクサクしたライブビューで、AFがスーッと合ってくれて、心地いい速さにまではなっています。

次の07の「Kiss X7 光学ファインダーでの撮影とボディ素材」の記事に続きます。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

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