キヤノン G16とニコン P7800の違いと比較

G16とP7800

キヤノンのPowerShot G16と、ニコンのCOOLPIX P7800の違いを書いています。P7800は画像エンジンがEXPEED C2で前機種のP7700と同じですが、G16は前機種のG15のDIGIC5からDIGIC6になっています。P7800はISO80からISO1600までで、ISO3200とHi 1のISO6400相当も使えます。G16はISO80からISO12800まであるので、P7800よりG16のISO感度のほうが2倍の一段の余裕があります。G16もP7800も1/1.7型で撮像素子の大きさは同じで、総画素数も約1280万画素でどちらも同じです。P7800の最短撮影距離はマクロAFの広角端で先端レンズ面の中央から約2cmで望遠端が約80cm、G16のマクロはレンズ先端から広角端で1cmで望遠端で40cmです。

G16は28mm相当から140mm相当で実質の焦点距離が6.1mmから30.5mmで、レンズの明るさは広角端がF1.8で望遠端がF2.8です。P7800は28mm相当から200mm相当で実質の焦点距離が6.0mmから42.8mmで、レンズの明るさは広角端のF2から望遠端のF4です。G16のほうがP7800より広角端でも望遠端でもマクロ撮影に強いのは、G16のほうが60mm相当の焦点距離の短さがあります。G16の28mmから140mm相当で十分なら、レンズも明るくてマクロ撮影に強いG16のほうがいいです。P7800には約86MBの内臓メモリーがありますが、G16にはありません。P7800はレンズフードの着脱が必要ですが、G16は自動開閉式なので着脱の必要はありません。

P7800にもG16にも、シャッタースピードで3段分の減光ができるNDフィルターを内臓しています。3段分は光量で1/8になるので、シャッタースピードを1/8にできます。P7800には前後ダイヤルがありますが、G16は前ダイヤルのみです。G16はエコモードにするとバッテリーの撮影枚数が約480枚ですが、P7800で約350枚です。G16のほうが約130枚もバッテリーが持ちます。G16には星空撮影モードが新設されていますが、P7800にはありません。P7800には0.2型で約92万ドットのEVFがありますが、G16は背面の液晶モニターのみです。晴天時に液晶モニターに日差しが当たる時にも、EVFなら被写体を確認して撮影ができます。

G16は背面液晶が固定式なので、日差しが強い時に液晶モニターで撮影する時には撮影しにくいです。P7800がバリアングル液晶なので、液晶モニターに直接に日差しが当たる時にも日差しが当たらない角度に変えて、被写体の構図も動かさずに撮影できます。晴天時の撮影は、G16よりもP7800のEVFとバリアングル液晶のほうが、撮影がしやすいです。G16もP7800の液晶モニターも、3.0型で約92.2万ドットなのは同じです。G16はWi-Fi内臓ですが、P7800はワイヤレスモバイルアダプターのWU-1aを使ってのWi-Fi接続が必要です。G16にもP7800にもGPS機能は内蔵していないですが、P7800ではGPSユニットのGP-1Aが使えます。

キヤノン PowerShot G16のレビューと比較にG16のことを、ニコン COOLPIX P7800のレビューと比較にP7800のことを書いています。

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