FUJIFILM X70 レビュー 比較と評価

X70

富士フィルムのFUJIFILM X70の総画素数は1670万画素で、ローパスレスのX-Trans CMOS IIのAPS-Cセンサーです。画像処理エンジンはEXR Processor IIです。焦点距離は約28mm相当で実質の焦点距離は18.5mm、開放F値はF2.8です。単焦点の28mmの画角は24mmほど広角ではなく、35mmよりも広角が強調できるので、普段から広角撮影をしても日常的なスナップ撮影もしたい時に使える画角です。マクロ性能は、レンズの先端から被写体まで約10cmまで寄れます。

レンズの絞りはF16まで絞れて、絞り羽枚数は9枚羽根です。デジタルテレコンバーターを使えば、35mm、50mm相当の画角で使えます。35mm F2.8、50mm F2.8で使えるので、特に50mm相当の画角でシャッタースピードが稼げます。デジタルテレコンとはに、デジタルテレコンのことを書いています。X70には手ブレ補正がないので、デジタルテレコンを50mm相当で使った時の手ブレが気になることがあります。X70には、ファインダーもありません。

液晶モニターは3.0型の3対2のアスペクト比で、Xシリーズでは初めてのタッチパネルに対応しています。約104万ドットで、自分側に180度モニターを向けて自分撮りもできます。ISO感度はISO200からISO6400まで使えて、拡張感度はISO100、ISO12800、ISO25600、ISO51200があります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。シャッタースピードは、メカニカルシャッターでは1/4000秒まで使えます。

バルブ撮影では60分まで使えます。レンズの絞りによってシャッタースピードの上限が違ってきます。F2.8の開放F値では1/1000秒まで、F8以上に絞ると1/4000秒まで使えます。レンズシャッターとフォーカルプレーンシャッターの違いとはに、シャッタースピードのその制限のことを書いています。記録メディアはSDカード系です。連写性能は、AF追従で約8.0コマ/秒の秒間コマ数です。連続撮影枚数は、約8.0コマ/秒でJPEGは約10コマ、約3.0コマ/秒ではJPEGはカード容量の上限まで連写できます。

AFは像面位相差AFでセンサーに位相差画素を組み込んでいるので、コントラストAFと位相差AFが使えます。AF精度に優れるコントラストAFと、速度に優れる位相差AFの両方が使えるインテリジェントハイブリッドAFになっています。コントラストAFのエリアは77点あります。露出制御の測光方式は、256分割測光です。露出補正の補正幅は、静止画はで±3段、動画撮影では±2段です。動画性能は、フルHDの1920×1080の60pで撮影できます。

動画のファイル形式はMOV、動画の映像はH.264、動画の音声はリニアPCMのステレオです。AFでは瞳AFも使えます。写真をカメラからスマホ de チェキに送信してチェキプリントをすることもできます。RAWは非圧縮RAW、RAW+JPEGで撮影できます。カメラ内RAW現像もできます。内臓フラッシュのガイドナンバーは、ISO100で約5.5です。Wi-Fiを使って、スマホでのリモート撮影もできます。氷点下では動作環境外です。バッテリーのNP-95で、CIPA基準で約330枚の撮影枚数です。

動画の連続撮影可能時間は約86分です。X70の本体のみの重さは、約302gです。ボディの色には、シルバーとブラックがあります。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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