X30とX20の違いと比較

X30とX20

富士フィルムのX30とX20の主な違いと比較を書いています。X30とX20の有効画素数はどちらも1200万画素で、撮像素子も2/3型のX-Trans CMOS IIの裏面照射型センサーで、画像処理エンジンのEXR Processor IIも同じです。レンズの焦点距離が28mmから112mm相当で、開放F値が広角端でF2.0、望遠端でF2.8であるのも同じです。X30とX20のマクロ性能も同じなので、画質面で大きな差はありません。X30とX20の大きな違いは、機能の操作面で変わっています。以下に続きます。


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特に大きな違いが、ファインダーです。前機種のX20では光学ファインダーで、視野率が約85%でした。それが後継機のX30になって、EVFに変わりました。光学ファインダーかEVFなのかが、X20とX30の最大の違いになっています。X30のEVFは0.39型の有機ELファインダーの約236万ドットで、視野率は約100%、ファインダー倍率は35mm判換算で0.65倍です。EVFと光学ファインダーの大きな違いに、EVFは光学ファインダーよりも簡単に視野率の約100%が達成できることがあります。

X20の約85%の視野率は使いにくいと思っていたのなら、X30は約100%なので、視野率の面ではX20の光学ファインダーよりも性能がかなり向上しています。光学ファインダーはその時の見た瞬間で被写体を補足できるので特に動体撮影に向きますが、EVFは光学ファインダーよりも表示が遅れるので動体撮影に向いていないマイナス面もまだあります。X20の光学ファインダーの視度調節の範囲は-3.0~+1.0mでしたが、X30のEVFになって-4mから+2mに広がっています。

視度調整のことは、ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に書いています。手ブレ補正はどちらとも光学式のレンズシフト方式ですが、X30が3.0段分の補正効果で、X20が約4段分の補正効果です。液晶モニターはX30が3.0型の約92万ドットのチルト式で、X20は2.8型で約46万ドットの固定式です。X30になってモニターが可動式になって動かせて、ドット数も増えています。ISO感度は、X30もX20もISO100からISO12800までです。

撮像素子のサイズ、裏面照射型、画素数、画像処理エンジン、ISO感度領域が同じことを見ても、画質面でのX30とX20では差はないものと見ていいと思います。シャッタースピードの上限の1/4000秒も、X30とX20でどちらも同じです。X20は内臓メモリーが約24MBでしたが、X30の内臓メモリーは約55MBに増えています。連写の秒間コマ数は、X30とX20でフル画素1200万画素で12コマ/秒は同じですが、X20では連続で11コマだったのが、X30になって連続18コマの連続撮影ができるようになっています。

露出補正の補正幅はX30が±3段で、X20は±2段でした。X30ではコントロールリングを追加していて、絞り優先での絞り値の変更などができます。X30はインターバルタイマー撮影もできます。X30にはWi-Fi機能もあるので、スマホからのリモート撮影もできます。X30はバッテリーのNP-95でCIPA基準で約470枚の撮影枚数ですが、X20はNP-50でCIPA基準で約270枚です。X30とX20では、約200枚もバッテリーの持ちが違います。

X30とX20では画質面では差がなくても、機能面でかなり違っています。被写体の状況をリアルタイムに見られるEVFか、被写体の瞬間を重視する光学ファインダーかでも、X30とX20で違ってきます。画質面では差がなくても、機能面での差が大きければ、それが結果的に画質の差になります。X30は本体のみの重さが約383gですが、X20は本体のみで約333gでした。

FUJIFILM X30FUJIFILM X20の記事に、X30とX20のことを書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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