FUJIFILM X100F レビュー 比較と評価

FUJIFILM X100F

FUJIFILM X100Fは、2014年11月20日発売のX100Tの後継機です。X100Fの有効画素数は約2430万画素で、APS-CサイズのX-Trans CMOS IIIセンサーです。画像処理エンジンは、X-Processor Proです。

レンズの焦点距離は23mmで、35mm判換算で約35mm相当です。レンズが最も明るい開放F値はF2で、レンズの絞りはF2からF16まで絞れます。絞り羽枚数は9枚羽根です。最短撮影距離は約10cmです。

画像をクロップできるデジタルテレコンバーターを使えば、50mm相当と、70mm相当にズームして使えます。ファインダーは、光学式と電子式が使えるハイブリッドビューファインダーです。電子式ブライトフレームの視野率は約92%、倍率は約0.5倍です。

EVFの倍率は0.48型で約236万ドットで、アイセンサー付きです。アイポイントは15mmで、視度調節の範囲は-2から+1です。ディオプター 眼鏡利用者の裸眼の視度調整に、視度調整のことを書いています。EVFのライブビュー表示速度は、60fpsです。

光学ファインダー画面の右下には、EVFを小窓化して表示できます。その小窓は視野率が100%で、2.5倍と6倍の拡大でも使えて、MFや、ホワイトバランスのリアルタイム表示やパララックスの補正でも使えるので、光学ファインダーの欠点を補っています。

液晶モニターは3.0型の縦横比が3:2で、約104万ドットです。ISO感度は、ISO200からISO12800で、1/3段で補正できます。拡張ISO感度に ISO100、ISO25600、ISO51200があります。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。

シャッタースピードの上限は、メカシャッターで1/4000秒です。絞り制限で、F2で1/1000秒まで、F8以上で1/4000秒まで使えます。レンズシャッターとフォーカルプレーンシャッターの違いとはに、そのシャッタースピードの制限のことも書いています。

電子シャッターは1/32000秒まで使えます。電子シャッターとメカニカルシャッターの違いに、書いています。記録メディアはSDカード系で、UHS-Ⅰに対応しています。連写性能はAF追従で約8コマ/秒で、連続撮影枚数は非圧縮RAWで23枚です。

AFは精度に優れるコントラストAFに加えて、速度に優れる位相差AFも使える像面位相差AFです。像面位相差AFは、センサーに位相差画素を組み込んで使えるようにしています。AFの測距点数は91点で、最大で325点です。

露出補正の補正幅は±5段で、1/3刻みで補正できます。動画撮影では、±3段の補正までです。動画はフルHDの1920×1080の約60pで撮影できます。動画のファイル形式はMOV、動画の映像はMPEG-4 AVC/H.264、動画の音声はリニアPCMのステレオです。

動画でも、フィルムシュミレーションが使えます。ボディの前後に設定ダイヤルがあります。フォーカスレバーもあります。光量が1/8となって、絞り値では3段分のNDフィルターがあります。カメラ内RAW現像もできます。

カメラ内RAW現像はどんな時に使えばいいのかに、書いています。制御の測光方式は、256分割測光です。内臓フラッシュのガイドナンバーは、ISO100で約4.6です。ボディに、マグネシウム合金があります。Wi-Fiも使えます。

バッテリーのNP-W126Sで、CIPA基準で、EVFで約270枚、OVFで約390枚の撮影枚数です。FUJIFILM X100Fの本体のみの重さは、約419gです。ワイコンのWCL-X100 II、テレコンのTCL-X100 IIがあって、それぞれで28mmと50mm相当で使えます。

FUJIFILM X100Vのレビューと比較

X100FとX100Tの違いを書いています。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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