D500とEOS 6Dの違いと比較

D500とEOS 6D

D500EOS 6Dの主な違いと比較を書いています。もちろん、APS-Cと35mmフルサイズの撮像素子の違いが大きいです。EOS 6Dの有効画素は約2020万画素で、D500の有効画素数は2088万画素です。EOS 6Dの発売日は2012年11月30日で、D500は2016年4月28日です。4年半くらいの期間があるのに、画素数は同程度です。

これは、APS-C機の画素数競争が抑えられて、画質自体の重視の方向に向かっていることでもあります。D500は光学ローパスフィルターレスの解像度重視で、EOS 6Dにはローパスフィルターがあります。EOS 6Dの常用感度はISO100からISO25600で拡張感度でISO50相当とISO10万2400相当で、D500の常用感度はISO100からISO51200まで使えて、拡張感度でISO50相当と、ISO164万相当まで使えます。

D500はISO164万相当まで使えるので、EOS 6Dとは違ってとにかく高感度で記録できる機種です。EOS 6Dは測距点が11点で、D500は153点あります。D500はクロスセンサーも99点あるので、EOS 6Dとの発売時期の違いが大きく出ています。D500はD5と同じでAF専用エンジンもあって、特に動体撮影ではEOS 6Dとの差が大きく出ています。

D500のAFの検出輝度範囲は-4から+20で、EOS 6Dは-3から18です。連写性能は、D500はAF追従で約10コマ/秒で、EOS 6Dは最高で約4.5コマ/秒です。D500はXQDカードとSDカード系が使えるダブルスロットですが、EOS 6DはSDカード系のシングルスロットです。バッテリーの撮影枚数は、D500がCIPA(カメラ映像機器工業会)基準で約1240枚の撮影枚数で、EOS 6Dは約1090枚です。

D500はシャッタースピードの上限は1/8000秒で、EOS 6Dは1/4000秒です。D500のファインダーは倍率はAPS-C相当で約1.0倍で、35mm判換算では約0.66倍です。EOS 6Dの倍率は約0.71倍です。ファインダー倍率の35mm判換算と計算に、換算のことを書いています。D500の視野率は約100%で、EOS 6Dは約97%です。

D500にはアイピースシャッターがあったファインダーは丸型です。D500の液晶モニターはチルト式の3.2型でタッチパネルが使える約236万ドットで、上に約90度、下に約75度に動かせます。EOS 6Dは3.0型の固定式モニターの約104万ドットで、タッチパネルも使えません。D500の露出制御の測光方式は約18万画素で、EOS 6Dは63分割です。

EOS 6DはフルHDの1920×1080の30pまでですが、D500は3840×2160の4K UHDの30pで撮影できます。D500はスポット測光に測距点が連動しますが、EOS 6Dは連動しません。D500にはUSB3.0の端子があります。D500は本体のみで約760gで、EOS 6Dは本体のみで約680gです。35mmフルサイズの一眼レフなのに重さが抑えられているのも、EOS 6Dの特徴です。

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