D5とD4Sの違いと比較

D5とD4S

ニコンのD5D4Sの主な違いと比較を書いています。D5の総画素数は2133万画素で、D4Sの総画素数は1661万画素です。D5の画像処理エンジンはEXPEED 5で、D4SはEXPEED 4です。D5のファインダーの倍率は約0.72倍で、D4Sは約0.7倍です。D5のモニターは3.2型の約236万ドットで、D4Sは3.2型の約92万ドットです。D5のモニターは、タッチパネルに対応しています。D5のISO感度は常用感度域がISO100からISO102400までで、D4Sの常用感度域はISO100からISO25600です。

拡張感度では、D5はISO50相当からISO328万相当まで使えて、D4SはISO50相当からISO40万9600相当まで使えます。常用感度域も拡張感度も、D5のほうがかなり優れています。D4Sでは全く撮れない暗所でも、D5なら記録に残すことができます。拡張感度 基準感度 常用感度の画質の違いに、拡張感度のことを書いています。D5のAFの測距点数は153点ですが、D4Sは51点です。D5は、D4Sより130%以上に広がった測距点で使えるようになっています。

D5は合成F値がF8でも15点の測距点に対応してクロスセンサーは5点ですが、D4Sは合成F値がF8では11点の測距点に対応して、中央の1点のクロスセンサーです。D5にはAF微調節機能で、ライブビューでも調整できるようになっています。D4Sは、XQDメモリーカードとCFカードのダブルスロットでしたが、D5はXQDカードのダブルスロットと、CFカードのダブルスロットの2つのボディに分かれています。D5になって、同種の記録媒体のダブルスロットになっています。

D5はAF追従でも約12コマ/秒でミラーアップでは約14コマ/秒ですが、D4Sは約11コマ/秒です。D5は、14ビット記録のロスレス圧縮RAWでも最大200コマの連続撮影枚数です。D4Sは、14ビット記録のロスレス圧縮RAWでは78枚の連続撮影枚数です。D5では、AF-CでAFロックオンの設定ができます。D5はD4Sにはない、AF専用エンジンもあります。D5はは3840×2160(4K UHD)の30pでの動画撮影できますが、D4SはフルHDの1920×1080の60pです。

D5は動画編集で4K UHD動画からの切り出しで約800万画素のJPEG画像で記録できるので、瞬間の記録もできるようになっています。D5はD4Sにはないホワイトバランス機能もあります。D5のホワイトバランスのAUTOには「AUTO 0 白を優先する」、「AUTO 1 標準」、「AUTO 2 電球色を残す」があります。D5の多重露出撮影に、比較明合成、比較暗合成もあります。D4SのAFの検出範囲は-2から+19 EVですが、D5は-4から+20EVまで対応しています。

D5はRAWにLとMとSが選択できるようになっています。D5のバッテリーはCIPA基準で約3780枚で、D4SはCIPA基準で約3020枚です。ニコンがプロを想定した枚数では、D5は約8160枚でD4Sは約5960枚です。D5には、ボディー前面にFn2ボタンが追加されています。D5は本体のみで約1235g(XQDカードボディ)と約1240g(CFカードボディ)で、D4Sは本体のみで約1180gです。D5は連写性能もISO感度の性能もD4Sよりさらに向上していて、動体撮影をする時にもD5のほうがさらに頼りになる機種になっています。

D5はD4Sよりもミラーショックも抑えられています。D5のボタンイルミネーションは、削除ボタンと再生ボタンでも使えます。

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