シグマ Contemporary Art Sportsレンズの違い

Contemporary Art Sportsの各レンズ

シグマのレンズのContemporary、Art、Sportsの各レンズの特性の違いを書いています。このレンズの分類は、フォトキナ2012で山木和人社長が発表しました。山木社長がCP+で言っていたことを参考にして、書いています。

Contemporaryは伝統的なカメラメーカーの手法に則ったものになっています。最もバランスが取れていて使いやすく、スペック、性能、大きさ、重さ、価格の相反する要素をバランスよく取ったもので、現代的で他のメーカーが普通にしていることがContemporaryのレンズです。以下に続きます。


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ArtはあえてそのContemporaryのバランスを崩して、コストは無視、多少の大きさと重さを犠牲にしても光学性能を優先しています。ContemporaryとArtのどちらが上か下かではなく、設計時のコンセプトの違いです。

シグマ以外のレンズメーカーなら、F1.4の標準域の単焦点レンズであれば高級レンズで、F1.8の標準域の単焦点レンズであれば普及帯のレンズです。しかし、シグマのContemporaryとArtは、F1.4とかF1.8というスペックによる違いではないです。

F1.4だから上位レンズとか、F1.8だから普及帯ということでもないです。F1.4でもContemporaryと、Artの両方のレンズがあります。F1.4のContemporaryなら、価格を抑えて小型化できて、手に届く範囲で使えるレンズになっています。

しかし、シグマのContemporaryのF1.4は光学性能に手を抜いているというわけでもなく、Artクラスの光学性能に、大きさと重さの制限を加えたものと理解すればいいと思います。Artは開放F値がF4の単焦点レンズでも、中心から周辺までの画質が非常に優れるものになります。

Artはとにかく画質重視の型破りのレンズなので、コンパクトさを重視したContemporaryよりはレンズ設計がしやすくなっています。ただし、ArtはContemporaryよりも価格が高いのはもちろん、重さが増すのでContemporaryのような気軽さがありません。

とにかく画質重視であればArtレンズですが、Contemporaryも光学性能が高いので、Contemporaryでも作品撮りにも使えます。SportsはややArtに近い光学性能で、フォーカスリミッターがあって防塵防滴の超望遠レンズです。

超望遠レンズなら重ならない焦点域でSportsで決まりですが、ContemporaryとArtでは焦点域が似通っているレンズがあるので、どちらかで迷うことになると思います。ContemporaryとArtのどちらも作品撮りで使えるので、それ以上を考える時です。

作品撮りをしたい時に、重くなっても価格が高くなっても、それでもとにかく画質重視ならArtレンズです。撮影場所によっては、登山で山頂から撮影したい時にはContemporaryの軽さは助かりますが、山頂だからこそ画質重視でArtでも撮りたいなどで、どちらのレンズにするかが決まってきます。

Contemporaryはレンズ側で歪曲補正せずにカメラ側でデジタル補正をしてコンパクトさ重視にすることもありますが、Artはカメラ側のデジタル補正に頼らずに、あくまで光学性能を追求したものになっています。

シグマのレンズとカメラ 日本のものづくりの強みと魅力も、書いています。

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