カシオ HIGH SPEED EXILIM EX-ZR800 レビュー 比較と評価

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR800

前機種のEX-ZR700の後継機のHIGH SPEED EXILIM EX-ZR800はEX-ZR400ほどではないですが、バッテリーがかなり持つのも大きな強みになっています。コンデジを見るとバッテリーが200枚くらいしか持たない機種も多い中、EX-ZR800は約470枚も持ちます。高級コンパクト機でもバッテリーが350枚くらい持てば、長持ちすると言われるくらいです。

EX-ZR400は約515枚くらいバッテリーが持ちます。EX-ZR400は液晶モニターが3型で約46万ドットですが、EX-ZR800は同じ3型で約92万ドットです。液晶モニターの性能がEX-ZR400のほうが下がっていたこともあって、EX-ZR400のほうがバッテリーが持ちました。EX-ZR800は92万ドットになってEX-ZR400よりも液晶モニターを見やすくしてもバッテリーが470枚も持つのです。カシオのコンデジは他の機種とは違ってバッテリーの持ちがいいのが、大きな強みです。

さらにEX-ZR800にはエコモードがあります。エコモードは液晶画面の明るさを抑えるなどしてバッテリーを持つようにするモードですが、そのエコモードでは約570枚もバッテリーが持つのです。レンズ一体型機で570枚もバッテリーが持つ機種は、同じカシオのEX-ZR400以外ではEX-ZR800くらいではないでしょうか。一眼レフの光学ファインダーで撮影した場合には1000枚以上もバッテリーが持つ機種もありますが、背面液晶での撮影で570枚も撮影できるEX-ZR800は、それだけでも十分な価値がある機種です。

今までの経験からでは、バッテリーが500枚以上持つと安心して撮影できます。バッテリーの持ちはCIPA基準で比較ができるようになっているので、バッテリーの持ちはデジカメを買う時にも重要な項目だと思います。一度の撮影で再生画面で撮影画像を確認したりしても、570枚もバッテリーが持つとバッテリー切れの心配がなくなります。コンデジでの悩みは、どうしてもバッテリーが持たないことです。そのため、再生画像を見たいけれどもバッテリーが持たないから見るのをやめようなどになってしまいます。せっかく液晶画面で再生画像をすぐに確認できるのに、それをバッテリーの心配でしないのは、デジカメを使ってる魅力も落ちてしまいます。

次の02のカシオ EXILIM EX-ZR800 ミニレビュー 全焦点マクロの記事に続きます。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


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