カシオ EXILIM EX-ZR500 レビュー 比較と評価

CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR500

カシオのHIGH SPEED EXILIM EX-ZR500は、2013年2月8日に発売されたEXILIM EX-ZR400の後継機です。総画素数は1679万画素で、撮像素子は裏面照射型の1/2.3型CMOSです。裏面照射型は、従来の表面照射型よりも高感度時のノイズ処理が改善したセンサーです。レンズの焦点距離は約24mmから300mmで、実質の焦点距離は4.24mmから53.0mmです。

EXILIM EX-ZR500のレンズの明るさの開放F値は、広角端でF3.0、望遠端でF5.9です。スーパーマクロはレンズ先端から、広角端で被写体に約1cmまで寄れます。プレミアムズームを使えば、600mm相当までズームできます。プレミアムズームは連写した画像を合成して、従来のデジタルズームよりも画質の劣化を抑えたズームです。

EXILIM EX-ZR500は、オート撮影以外に、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出もできます。露出補正の補正幅は±2段で、エントリーコンデジによくある補正幅です。プレミアムオートPROでは、1/4000秒までのシャッタースピードが使えます。ISO感度は、ISO80からISO25600まであります。

EXILIM EX-ZR500の手ブレ補正は光学式のCMOSシフト方式で、補正効果は1.5段分です。光学式と高速連写の合成の併用では4.5段分で、5軸 HS手ブレ補正があります。液晶モニターは3.0型の約46万ドットです。内蔵メモリーは、49.9MBあります。記録メディアはSDカードです。フルHD動画のフレームレートが30fpsで、撮れます。

EXILIM EX-ZR500は、時間間隔を空けて撮影できるタイムラプス動画と、ハイスピード動画のスローモーション動画も撮れます。AF追従連写で、6コマ/秒も撮影もできます。動画撮影中も、16Mのサイズで連写ができます。起動時間は約1.0秒、AF時間は約0.15秒、レリーズタイムラグは約0.015秒、撮影間隔は約0.25秒です。

EXILIM EX-ZR500のトリプルショットは、シャッターを押すと前後の2枚も撮れます。メイクアップモードでは、12段階から選んで美肌に撮れます。全焦点マクロは、連写を合成して手前から奥までピントが合った写真が撮れる機能で、焦点距離は広角端に固定されます。背景ぼかしを使えば、3段階に調整して背景をぼかせます。

EXILIM EX-ZR500には、固定焦点で、半押しのハーフシャッターで撮影できるスナップ撮影モードもあります。ワイドショットモードでは、連写合成で14mmと18mm相当の画角で保存できます。ミニレビュー表示で、液晶画面の別のミニ枠で撮影画像を確認できる機能もあります。

EXILIM EX-ZR500のバッテリーのNP-130Aで、CIPA基準で、エコモードで約610枚の撮影枚数です。USB充電にも対応していて、本体の重さは約165グラムです。

コンデジが一眼レフを超える時 訴える力のある良い写真とはに、コンデジでも訴える力のある写真が撮れることを書いています。スマホとコンデジの画質と決定的な違いに、スマホとコンデジのことを書いています。

単焦点がズームレンズより画質がいい理由とフレアとゴーストに、レンズのことを書いています。コントラストを下げて撮影したほうがいいことなどをデジカメのダイナミックレンジ ラチチュードを拡大でお薦め設定に、書いています。コンデジのフルマニュアル撮影とオート機能との違いに、マニュアル撮影の利点を書いています。日の丸構図は悪くないも書いています。関連記事は下にあります。


スポンサーリンク

関連記事