キヤノン PowerShot G16 レビュー 比較と評価

キヤノン PowerShot G16

前機種のG15の後継機のキヤノンのPowerShot G16は、後継機の手本となるような機種になっています。G16が発表された時には、嬉しくなりました。撮像素子は1/1.7型と同じですが、有効画素数も同じです。G16で後継機になっても、画素数を無理に詰め込まないのは正しい後継機の姿だと思います。レンズの明るさもF1.8からF2.8の明るさで、焦点距離も28mm相当から140mm相当と同じで、使いやすい実用的なレンズを維持しました。以下に続きます。


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以前のレンズ一体型のコンパクト機は、後継機になると画素数をすぐに増やす傾向にありました。ですが、今の後継機はPowerShot G16を見ても画素数を増やさないのは、それだけ画質の重視になっていい傾向だと思います。特に、前機種と画素数が据え置きだと高感度ノイズが改善されます。G16はG15のDiGiC5からDiGiC6に画像エンジンを刷新して、さらに有効画素数を据え置きにしたのです。それに、総画素数はG15の約1330万画素からG16の約1280万画素と少なくなってるので、その分G16のセンサーの感度も上がっています。

PowerShot G16の魅力は、DiGiC6にして総画素数を少なくしたことだけではなく、撮像素子にあります。G16の撮像素子は裏面照射型CMOSになりました。それまでのGシリーズは表面照射型でした。裏面照射型は高感度ノイズに強くなるのは間違いないです。ですが、低感度で裏面照射型独特の色のくすみなどがあって、低感度時のでの画質が悪いと言われてきました。そのことも、ニコンのP7700の裏面照射型CMOSで、クリアしています。P7700は裏面照射型でしたが、画質のいい機種でした(P7700 裏面照射型CMOSの欠点の低感度の画質も良好)。

G15の高感度はコンデジレベルではかなりノイズが少なくISO800までは使えました。それまでのコンデジに比べれば、ISO1600も実用範囲内だったのがG15です。PowerShot G16はその高感度ノイズが裏面照射型で、さらに強くなったのです。この裏面照射型CMOSはニコンのP7700でもソニー製だったので、ソニー製ではないでしょうか。キヤノンの裏面照射型CMOSであったら、もっと大きく宣伝すると思います。ソニーの裏面照射型は非常に評価が高く内閣総理大臣発明賞も受賞したもので、それがG16で搭載されて、高感度ノイズがG15よりもさらに強くなったのがG16です。

PowerShot G16は後継機で総画素数を抑え、1画素当たりの受光面積を確保して、画像処理エンジンをDiGiC6に刷新して、デジカメの心臓部の撮像素子を裏面照射型にしたのです。G16は地味な後継機に見えますが、間違いなく画質重視に重きを置いた機種であることが分かると思います。さらに、G16はエコモードにするとバッテリーの撮影枚数が約480枚も持つようになりました。今までのGシリーズはもっとバッテリーが持ったらいいという場面が結構あったので、これで安心して使える域のバッテリーの持ちになりました。G16は、スポット測光とAFフレームの連動もできます。

PowerShot G16は後継機はこうあるべきという姿を見せていて、キヤノンのレンズ一体型の高級コンパクトとして君臨し続けてきただけのことはあります。スマホの勢いで、エントリーコンデジのかつての勢いはなくなりました。G16の画質重視の姿勢はスマホとは違うズームレンズで、レンズの明るさに高感度の強さがあります。G16はスマホからコンデジを使う場合にも、最適な高級コンパクト機になっています。 G16には星空撮影モードが新設されていますが、三脚での撮影が必要です。キヤノン S120とG16の違いに、S120との違いを書いています。キヤノン G16とニコン P7800の違いも、書いています。

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